第38話

「強くなる」はずだった #38
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2019/07/29 23:50
『はぁー、疲れたーー!!』


授業が終わって私はそう叫んだ。


瑞稀「うるせーよ」


『だってぇー!!』


『化学あったんだよ?!』


瑞稀「だから何って話」


『ゔぅ〜、、、瑞稀冷たい...』


瑞稀と話してると


顕嵐「あなたいる?」


顕嵐先p...じゃなくて、


顕嵐が来ていた。


『はーい』


そう返事をしながら顕嵐のところへ行く。


そしてどうしたのか、顕嵐は私のクラスを見て、


少し顔をしかめた。


『どうかした?』


顕嵐「あ、ううん。何でもないよ」


そう言って顕嵐は笑った。


顕嵐「じゃあ行こっか」


『うん!!』


『あ、瑞稀ばいばい!また明日ね』


瑞稀「おう」


顕嵐「...」


『あーらん!!どこ行く??』


顕嵐「あなたが行きたいとこでいいよ」


『んー、じゃあ...』


『...お、おそろの服...欲しい/////』


顕嵐「いいよ、笑」


『え、本当に?!』


顕嵐「うん笑」


『やったー!!』


顕嵐「ふはっ」


『何笑ってるのー?』


顕嵐「いや、何でもないよ笑」


『嘘だー!私の顔に何かついてるとか?!』


顕嵐「違うよ、あなたの喜んでる姿が可愛いなぁって」


『/////』


そう言って顕嵐は急に私の手を繋いできた。


『ふぇっ?!』


顕嵐「ん?笑」


しかも恋人繋ぎだし...!!/////


顕嵐絶対分かっててやってるよなぁ。


そんなこと思っていたら、


私の耳に顔を近づけてきて、


顕嵐「さっき瑞稀と仲良さそうにしてて...し、嫉妬した」


『...えっ?!』


私は驚いて、少し大きな声を出してしまった。


顕嵐「/////」


『瑞稀とはただの幼馴染だよ?』


顕嵐「それでもあなたと仲良くしてる男子は全員嫌なの」


そんなことを言う顕嵐が何かかわいく思えて、少し笑ってしまった。


顕嵐「何がおかしいの」


『何でもないよ、笑』


『もしかして顕嵐って嫉妬深い??笑』


顕嵐「.....悪い?」


『ううん!そんな顕嵐も大好きだよ!!』


私がそう言ったら顕嵐は照れた。


そしたら顕嵐は急に周りを見渡して、


私のほっぺにキスをしてきた。


『...?!?!?!//////////』


今度は私が照れてしまった。


そしたら顕嵐は私に向かって


あっかんべーをしてきた。


『/////』


そして私もあっかんべーを返してやった。













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