『はぁー、疲れたーー!!』
授業が終わって私はそう叫んだ。
瑞稀「うるせーよ」
『だってぇー!!』
『化学あったんだよ?!』
瑞稀「だから何って話」
『ゔぅ〜、、、瑞稀冷たい...』
瑞稀と話してると
顕嵐「あなたいる?」
顕嵐先p...じゃなくて、
顕嵐が来ていた。
『はーい』
そう返事をしながら顕嵐のところへ行く。
そしてどうしたのか、顕嵐は私のクラスを見て、
少し顔をしかめた。
『どうかした?』
顕嵐「あ、ううん。何でもないよ」
そう言って顕嵐は笑った。
顕嵐「じゃあ行こっか」
『うん!!』
『あ、瑞稀ばいばい!また明日ね』
瑞稀「おう」
顕嵐「...」
『あーらん!!どこ行く??』
顕嵐「あなたが行きたいとこでいいよ」
『んー、じゃあ...』
『...お、おそろの服...欲しい/////』
顕嵐「いいよ、笑」
『え、本当に?!』
顕嵐「うん笑」
『やったー!!』
顕嵐「ふはっ」
『何笑ってるのー?』
顕嵐「いや、何でもないよ笑」
『嘘だー!私の顔に何かついてるとか?!』
顕嵐「違うよ、あなたの喜んでる姿が可愛いなぁって」
『/////』
そう言って顕嵐は急に私の手を繋いできた。
『ふぇっ?!』
顕嵐「ん?笑」
しかも恋人繋ぎだし...!!/////
顕嵐絶対分かっててやってるよなぁ。
そんなこと思っていたら、
私の耳に顔を近づけてきて、
顕嵐「さっき瑞稀と仲良さそうにしてて...し、嫉妬した」
『...えっ?!』
私は驚いて、少し大きな声を出してしまった。
顕嵐「/////」
『瑞稀とはただの幼馴染だよ?』
顕嵐「それでもあなたと仲良くしてる男子は全員嫌なの」
そんなことを言う顕嵐が何かかわいく思えて、少し笑ってしまった。
顕嵐「何がおかしいの」
『何でもないよ、笑』
『もしかして顕嵐って嫉妬深い??笑』
顕嵐「.....悪い?」
『ううん!そんな顕嵐も大好きだよ!!』
私がそう言ったら顕嵐は照れた。
そしたら顕嵐は急に周りを見渡して、
私のほっぺにキスをしてきた。
『...?!?!?!//////////』
今度は私が照れてしまった。
そしたら顕嵐は私に向かって
あっかんべーをしてきた。
『/////』
そして私もあっかんべーを返してやった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。