第35話

「強くなる」はずだった #35
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2019/07/27 01:54
次の日、私は顕嵐先輩と登校していた。


瑞稀とはしもっちゃんを断って、


顕嵐先輩と初めての登校。


瑞稀には昨日帰ってから顕嵐先輩とのことを


話して、「おめでとう」って言ってくれた。


登校しているとき、少し恥ずかしそうに顕嵐先輩が手をつないでくれた。


『へへっ』


顕嵐「どうしたの?」


『顕嵐先輩と手つなげれたぁって思って。』


顕嵐「別にこれからもつなぐし、/////」


『/////』


顕嵐「あなた、」


『え、?』


顕嵐「ってこれから呼んでいい、?/////」


『は、はい!!/////』


顕嵐「ははっ緊張しすぎ、」


『別に緊張してないです!』


顕嵐「ははっ」


すると急に顕嵐先輩は私の耳元に顔を近づけて


顕嵐「俺のことは顕嵐って呼びすてで呼んでね?」


『.......っっ、?!/////』


『が、頑張って...みます/////』


顕嵐先輩は私をドキドキさせる天才です

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