第6話

題名思いつかない()
1,793
2019/07/03 14:02
聖実(さとみ)
聖実(さとみ)
ただいまー!
あなた連絡つかなかったけどどうした!?
え…?もうそんな時間…?
聖実(さとみ)
聖実(さとみ)
あれ?部屋?
|*´ー`*)ノ|Ю ガチャ
聖実(さとみ)
聖実(さとみ)
あなたー?
あなた

今何時…

聖実(さとみ)
聖実(さとみ)
いま?四時過ぎ
4時すぎか…帰ってくるの速い気が…
まあいっか
聖実(さとみ)
聖実(さとみ)
なんで連絡つかなかったの…って携帯落ちてんじゃん
あなた

通知に電話にうるさかったから電源落として投げました

聖実(さとみ)
聖実(さとみ)
投げるて…
ってか大丈夫か?
あなた

大丈夫
ちょっと携帯とって

聖実(さとみ)
聖実(さとみ)
はいよ
そして落としておいた電源を付けて通知を確認してみた
殆どがLINEの通知だな…
あなた

さとみくんから4件
俊くんから5件

あとはグループへの招待か…
あなた

ねえなんで俊くんこのこと知ってんの?

聖実(さとみ)
聖実(さとみ)
俺が言ったから
あなた

なんで?

聖実(さとみ)
聖実(さとみ)
いや…話題がなかったから?
へえへえ、さとみくんは、話題がなかったらそういう人のことを話題にするのね
あなた

酷いな

そしてLINEの返信をする
もちろんさとみくんのLINEには怒ったスタンプを送り付ける
あとなにこれ…
「家族グループ」ってグループに招待されてんだけど…俊くんから
聖実(さとみ)
聖実(さとみ)
あー、俊がなんかグループ作ってたな
あなた

なんでやねん…
家族じゃないじゃん

なんで家族グループなんてグループなの…
私たちは家族じゃない
ただの幼なじみじゃん

いつから家族になったの
そんな疑問を抱きながら少しイライラしていた
聖実(さとみ)
聖実(さとみ)
まあ家族じゃなくてもさ、入っとけよ
いつか役に立つんじゃない?
そう言いながらさとみくんはゆっくり立って部屋から出ていった。
すると代わって幸太くんが入ってきた
幸太(ころん)
幸太(ころん)
…あ、あなた?
いつもと変わって申し訳なさそうな顔をして入口のとこで突っ立ってる
あなた

なに

幸太(ころん)
幸太(ころん)
だ、大丈夫?
あなた

大丈夫

何故か緊張しているのかそんな感じだ
すると外から声が聞こえてくる
俊(ジェル)
俊(ジェル)
ほらほらー
取れるもんなら取ってみぃ!
莉汰(莉犬)
莉汰(莉犬)
あーもう!返せ!
俊くんと莉汰くんの声だ
まるで小学生のような声につい笑いが込み上げてくる
幸太(ころん)
幸太(ころん)
まじなんなのあいつらwww
あなた

小学生かな?www

そのおかげで緊張してるようなこの空気は少し和んだ気がする
幸太(ころん)
幸太(ころん)
あー…大丈夫そうだし、行くね
またシーンとした部屋が戻ってきた。

さっきはこれでちょうど良かったはずなのに今は少し寂しく感じる
あなた

あー…ドア開けとくか…

まだ少し重い体を起こし、ドアを開けた
うん。
リビングの方から楽しそうな声が聞こえてくる
これくらいが今は丁度いい
そしてまた布団に戻り携帯を弄り始める
あなた

あー…つまらない

なんか動きたいのか寝てたいのか分からないな

とりあえずリビング行ってみるかな




莉汰(莉犬)
莉汰(莉犬)
このタレントさん可愛いよね
尚人(ななもり)
尚人(ななもり)
え?どの?
莉汰(莉犬)
莉汰(莉犬)
ほら、新しいドラマあるじゃん…?そのヒロインの
尚人(ななもり)
尚人(ななもり)
あー、あの子ね
なにやらタレントさんの話をしているみたい
尚人(ななもり)
尚人(ななもり)
あ、あなたじゃん
体調はどう?
あなた

んー、まあまあかな

莉汰(莉犬)
莉汰(莉犬)
あなた〜〜!心配だった(´;ω;`)
あなた

ありがと〜

莉汰くんはハグのような感じで来たけど今は私はそんな感じじゃないんだ

私はハグを避けるようによろよろとソファーに座り込んだ
尚人(ななもり)
尚人(ななもり)
そろそろご飯できるけどあなた食べられる?
あなた

うん

そろそろご飯の時間か
楽しみなような楽しみじゃないような…



……………
ご飯は食べ終わった。
無事ちょっと食べられたし、部屋へ戻ろう
ふらふらと部屋へ戻りまたいつの間にか眠りについていた

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