え…?もうそんな時間…?
|*´ー`*)ノ|Ю ガチャ
4時すぎか…帰ってくるの速い気が…
まあいっか
そして落としておいた電源を付けて通知を確認してみた
殆どがLINEの通知だな…
あとはグループへの招待か…
へえへえ、さとみくんは、話題がなかったらそういう人のことを話題にするのね
そしてLINEの返信をする
もちろんさとみくんのLINEには怒ったスタンプを送り付ける
あとなにこれ…
「家族グループ」ってグループに招待されてんだけど…俊くんから
なんで家族グループなんてグループなの…
私たちは家族じゃない
ただの幼なじみじゃん
いつから家族になったの
そんな疑問を抱きながら少しイライラしていた
そう言いながらさとみくんはゆっくり立って部屋から出ていった。
すると代わって幸太くんが入ってきた
いつもと変わって申し訳なさそうな顔をして入口のとこで突っ立ってる
何故か緊張しているのかそんな感じだ
すると外から声が聞こえてくる
俊くんと莉汰くんの声だ
まるで小学生のような声につい笑いが込み上げてくる
そのおかげで緊張してるようなこの空気は少し和んだ気がする
またシーンとした部屋が戻ってきた。
さっきはこれでちょうど良かったはずなのに今は少し寂しく感じる
まだ少し重い体を起こし、ドアを開けた
うん。
リビングの方から楽しそうな声が聞こえてくる
これくらいが今は丁度いい
そしてまた布団に戻り携帯を弄り始める
なんか動きたいのか寝てたいのか分からないな
とりあえずリビング行ってみるかな
なにやらタレントさんの話をしているみたい
莉汰くんはハグのような感じで来たけど今は私はそんな感じじゃないんだ
私はハグを避けるようによろよろとソファーに座り込んだ
そろそろご飯の時間か
楽しみなような楽しみじゃないような…
……………
ご飯は食べ終わった。
無事ちょっと食べられたし、部屋へ戻ろう
ふらふらと部屋へ戻りまたいつの間にか眠りについていた
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。