第21話

桃色に輝くパワフルパワー
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2018/11/03 11:26
-手越part-
仕事の合間に趣味のフットサルをやる。
最近やってなかったから、身体なまってないか心配だった。

だが、今日はからだが軽くてプレーも良くできている。
??
手越すげぇな...ハアハア
1ヶ月のブランク全く感じないよ!
手越祐也
手越祐也
ありがと(笑)
今日は身体が軽いんだよ!
すげぇ気持ちいい😁
ホントに、身体が軽い。
まるで空気になったみたいに。
夜に屋根の上を走ったときも、こんなに軽くはなかった。
それに、今は羽根も出していない。
??
手越!パス!
メンバーからパスを受ける。
このままゴールへ走れば...いける!
前にいた何人かを続けて抜き、ゴールキーパーとの1対1。
手越祐也
手越祐也
いっけぇーーーー!
俺はおもいっきりボールを蹴った。
ボールは信じられないくらいのスピードでゴールに入り、ネットとフェンスを破り飛んでいく...
手越祐也
手越祐也
え...⁉️
ボールはもう見えないところまで飛んでいってしまった。
??
て、手越...
場は静まり返り、みんなが俺を見ている。
手越祐也
手越祐也
えっと、ごめん。俺、帰るわ。
いたたまれなくなって、逃げるように去って来てしまった。
なんだよこれ... 
俺の手足は桃色に光っていた...
これが、Mr.Nの言ってたプレゼントってやつか。
家に帰り、庭で色々試してみることにしよう。
俺の能力は、キック力やパンチ力が上がるものらしい。
握力も相当な物になっている。
空き缶や、ビンも簡単に握り潰すことができた。
それに加えて、瞬間移動もすることができる。
まあ、移動できる距離には限界があるが、
半径10mくらいは行ける。
体が軽かったのは、このせいだったのか...
俺は拳を強く握りしめる...
LIVEをやらなければいいとかいう人もいるかもしれないが、「吸血鬼が襲ってくるからLIVEは中止しましょう」っていっても誰も信じてくれるわけがない。

襲ってくるのも、LIVEを中止するのも出来ないなら、襲われたときに全力で守り抜くだけ...
大丈夫...
俺は1人じゃない。信じあえる仲間がいる...

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