23:00 寮に戻ってきた
右肩には190㌢近い男を担いでいる
遡ること数時間前 _______
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心機一転 を 目的に先生や補助監督達と
今夜はパーティーをした …
んで 。その時に冥さんに
葉っぱちゃんのことを話した …
お鍋を食べている箸を
冥さんにユラユラと揺らしてみせる
そう言いながら悟は
近くにあったグラスを口にした
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よって今に至る 。
傑が運んでくれると思いきや …
とか 、高校生のセリフかよ!!!!!
やっと悟の部屋に辿り着いて
ベッドに投げ捨ててやった 。
苦しんでる悟を見捨てて
自分の部屋に戻ろうとしたら
右手を掴まれ 、見事に面倒なことを頼まれた
『 無理矢理でも傑に押し付けて
くれば良かった 』
と文句言いながらも水をコップに入れて
渡す 、私は優しいと思う 。
今夜はミケ猫のドラマだったから
ちゃーんと観なきゃだよなぁ 〜
思わず 、、 立ち止まった
悟を見れば 、こっちに背を向けていて
目を開けているのかも分からない 。
それだけ言い残して悟の部屋から出た …
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。