第11話

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2019/07/22 02:04

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『け、んとくん？？』


謙杜「久しぶり！！会いたかったよ-！」



抱きついたきた少年の正体は、恭平と同じジャニーズJr.として活動してる長尾謙杜君だった。
謙杜君は恭平と同期ってこともあって、仲良くさせてもらってる人。なんか、気に入ってもらえたみたいで会うたび抱きしめられる。笑
今日は久しぶりってこともあってびっくりしちゃったけど.....笑



『久しぶりだね もう、びっくりしちゃったよ、笑』


謙杜「へへっ、笑 久しぶりで嬉しくてつい 」



中3にしては幼い、けどどこか可愛くてほっとけないその笑顔は、少し緊張してた私の心を解かしてくれた。



謙杜「この荷物重くない？！ あのテーブルに置けばいい？」


『え、あうん 有難う！』



こんなこともさりげなくできちゃうなんて、、
そりゃあんなに女の子を虜にするわけだと納得しつつ
テーブルと一緒になっている椅子に腰は掛ける。


稽古場を見渡しても恭平の姿は見えない。
早めにねって急かしたの恭平なのに、と思いながら持ってきた差し入れをテーブルの上に並べた。



？「お。久々な奴がいる 」



並べ終えたあたりで正面から声が聞こえた。
‘ 久しぶり ’ という言葉によって私にかけられた言葉だと理解した。



『大吾くん 。久しぶり』



西畑大吾 。2人と同じジャニーズJr.として活動してる。年上ってこともあって、相談事とかにのってくれる、実はとても頼りにしてる人。



今日、ここで一番会いたかったのは、大吾くんかもしれない 。






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