前の話
一覧へ
次の話

第1話

1
360
2019/07/09 03:34
2017年 7月 _____ 高2の夏


『恭平 !』


恭平「おうあなた。おはよう」


『おはよう! 今日仕事は?』


恭平「今日は午後から。朝から学校来るの久々だわ」



この人、高橋恭平。私の幼馴染。恭平はジャニーズ事務所に所属していて、ジャニーズJr.として活動している。
小さい頃から一緒に育ってきたのもあって、私は、恭平を1番近くで見てきた。


私達はお互いに支え合ってきた。


けど、、最近の恭平はなにかが変わった。



『最近仕事忙しそうだったもんね』


恭平「忙しそうなの知ってて会いに来てくれなかったの?」


『え、?』


恭平「全然会いに来てくなかったじゃん。寂しかった」



ほら。



『だって、邪魔、したくなかったし、、私なんかが持っていくものより、いい差し入れいっぱ
いあるだろうしって思って、、さ!』


恭平「俺はあなたの差し入れ楽しみにしてたんだけどな−、」


まただ。


恭平はいつもこうやって私を期待させる。
これは、恭平の素なの?それとも、計算?


1番近くで見てきたはずなのに、恭平の変化についていけない自分が嫌になる、。

プリ小説オーディオドラマ