第3話

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2019/07/12 15:44
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“ ピーッ ”


この機械音も何度聞いたことだろう。
私が電話に出ないことで溜められていく留守番電話を聞くのももう慣れた。
でも、この留守番電話特有の機械音を聞くたび私が恭平から距離を置いていることを実感させられ胸が苦しくなる。


“ あなた ? 元気かな。そっちの生活にも慣れてきたのかな、、俺は新しいグループで頑張ってるよ。新しい仕事もたくさんいただけて、これからも今まで以上に頑張っていこう って感じ。”


数秒の間により終わりだと思った私は電話を耳から離そうと腕に少しの力を入れたとき、その言葉は小さくも確かにはっきりと私の耳に届いた。



“ 会いたい、会いたいよ、。あなた ”


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くれは「てか、そんな話より!! あなた様、勉強教えてください!!」



突然大きめな声を出したと思ったら、神頼みをしているかのように顔の前で手を合わせて私を見つめているくれは 。



『私なんかでよければ全然教えるよ?笑』


くれは「あぁ、本当にあなたが親友でよかったって今心の底から感じたわ。」


恭平「えまってまってまって!?もしかして、、、」


くれは「2週間後期末」


恭平「....え、?、終わった、。」

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