智洋side
あ、ども!
読者の皆さん、こんにちは!
ジャニーズWESTの神山智洋です!
今メンバーにも言ったとおり、最近、彼女兼メンバーのあなたをほったらかし状態で……。
ほんまにええ子でな、『仕事でしょ?大丈夫だよ。』『テレビに映ってる智くん、凄くかっこよくて大好きだから、お仕事頑張って!』って言ってくれてるんだけど……。
やっぱり、申し訳ないやん?
だから、なるべく早く終わりそうやった今日は、ずっと前からすぐに家に帰ろうと思っててん!
あぁぁ、早く帰らな…っ!
嘘やろ……。
なんで今なん……?!
ファンの子に会えるのは嬉しいけど……。
けど、今じゃなーーーい!
あー、どうしよう…っ!!
―――――――グダグダやる事1時間……
やばい……。
普段と同じ時間になってしまった……。
と思っていると、LINEの受信音がなった。
あなた«智くん、今日も遅いかな??頑張ってね💕
『もう、つくで!』と送りたいところだが、残念ながら今いる場所は仕事場の真ん前。
ため息をつきながら、『ごめんな、今から帰ります!』と送った。
俺は帰りが遅い。
あなたは朝が早い。
そのせいで最近、まともに顔も合わせられてないんや……。
せっかく、久々やったのになぁ……。
あなたside
智洋«ごめんな、今から帰ります!
あ、こんにちは!
野々宮あなたですっ!
メンバーの神山智洋くんの彼女で、一緒に住んでます……////
と言っても最近は、一緒に住んでなかった頃よりも顔を合わせられてないけど……(笑)
仕方ないよ、お仕事だもん……。
そう思って温かいミルクティーを淹れて、ソファで待つことに!
と思ったのもつかの間……。
一応私も芸能の仕事をしてる身なので疲れが溜まっていたみたい……。
あっと言う間に夢の中。
ソファでそのまま寝てしまった。
智洋side
ガ………チャ………、
結局、いつも通りの時間に……。
あれ……?
電気ついてる……?
ソファに倒れこんでいるあなたを発見。
前のテーブルに置いてある、飲んだ形跡のない冷えきったミルクティーを見ると、起きて待っててくれようとしたのが分かる。
こんなに可愛くて、こんなにいい子で……。
俺には勿体無いくらい……。
あなたの彼氏って、俺でええのかな……。
あなたside
あれ……。
智くんの声が聞こえる……?
帰って来たのかな?
………って、ぅお?!
智くん……。
…………って、くすぐったい……っ!
やば……っ。
起きてるのバレた……?!
バレてない……?
よし、ちょっとイタズラしちゃおうかな……??
え……、ちょ…………、え??!!
なんか、智くんの声、震えてない………っ?!
どうしよ、えっと……!
智くん、悲しそうな顔してる……。
あ、笑った。
と思ったらまた、悲しそうな顔。
あぁ、そーゆー事か……。
全くもう……。
何もわかってないんだから……。
くしゃっと笑った君の顔。
どんな智くんだって大好きだよ。
早く帰ってこれないのは許すから、私の狸寝入りも許してね……!
―――――――the end
皆さん、こんにちは!
作者でーす✨
第3作目はREN(’−’)🌵さんリクエストの『野々宮メンバー✖神ちゃんの彼女✖同棲してる』設定の『帰りが遅い神ちゃんに寝たフリをしながら色々する野々宮』でしたが、どうでしたか??
ちょっと、設定がズレてしまったような……😅💦
リクエスト、ありがとうございました!
お気に入り🌟、いいね❤、コメント、リクエスト、お待ちしてます!
(いいね❤の数が増えないのが最近の悩み……(笑)力不足なだけですが……(笑))
それでは、また次の作品で!
バイバーイ👋
※神ちゃんの絵文字の素材がなくて、『(’−’)』というよくわからない絵文字になってしまいました。
すみません🙏💦
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。