空港に着いて必死にあなたを探した
とこだよ・・・・・・。
待っててくれよ・・・・・・っ
会いたい。
風磨「あなたっっっっ!!!」
お前にはもう会えない?
『風磨・・・・・・』
『ふぅ・・・ま・・・』
少しづつ近づいて来る小柄ないとしい人
風磨「あなた・・・あなた!」
俺もあなたの元へ走って
風磨「ごめんっ。ごめんあなたっ。」
めいいっぱい抱きしめた
「ずっと会いたかったんだから」
1年間止まっていた俺たちの時計の針がまた音をたてて動き出したかのような。
風磨「今日まで待たせてごめんな。」
声を発さず首を振るあなた目にいっぱい涙を溜めたあなたは
俺をずっと待っていてくれた
風磨「俺があなたを幸せにするから。」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!