第11話

じゅういち。
210
2021/01/17 10:31
あなたside

その後私達は2人で

話したり、屋台で遊んだりして

時間を過ごした。

こんな楽しい時間はあっという間だった。

もう少しで大毅達と待ち合わせの時間。
神山 智洋
神山 智洋
あと15分くらいで待ち合わせの時間やな。
篠崎 (なまえ)
篠崎 あなた
そろそろ行く?
神山 智洋
神山 智洋
せやな笑
私と神ちゃんは手を繋いだまま

人が多い中をかけ分けて進んで行った。

そうすると人とぶつかる事もあり…
ドンッ
篠崎 (なまえ)
篠崎 あなた
あっ、ごめんなさい…。
「いえいえ!こちらこそすいません!」
篠崎 (なまえ)
篠崎 あなた
あれ、、?
ぶつかったせいで

神ちゃんと繋いでいた手は

離れてしまっていた。
篠崎 (なまえ)
篠崎 あなた
か、神ちゃんっ!!
こんな大勢の人が居るから

当然私の声は届かなかった。

どうしよう…

はぐれちゃった…。

大毅達との待ち合わせの時間に間に合わない…。

とりあえず大毅に連絡せんとっ!!
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重岡side
待ち合わせの時間にもう少しでなるねんけど

あなたと神ちゃんの姿は無い。

それより、来る気配もない。

俺らは心配していた。

そんな事をしていると1件のメッセージが来た。
重岡 大毅
重岡 大毅
あ、なんかあなたから連絡来たわ。
葵 わかな
葵 わかな
え!なんて?
「ごめん!!💦
なんか人が沢山居るから
神ちゃんとはぐれちゃったの。
だから多分花火の時間に間に合わん!
神ちゃんにも連絡してて
私1人で向かうから
みんなで先に花火見とって!」

とあなたから来た。
重岡 大毅
重岡 大毅
1人で行かせるかよ…小声で
重岡 大毅
重岡 大毅
ちょっと俺!あなたの事探してくる!
小瀧 望
小瀧 望
え、ちょ、しげー!!
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あなたside
大毅達に連絡したから一安心…。

とりあえず1人で向かうか…
「ねえねえそこの綺麗なお姉さん!!」
と声がして私は違う人に

声掛けてるんだと思い無視した。
「え、ちょっと無視せんといてや~!」
篠崎 (なまえ)
篠崎 あなた
え?私!?
「そうやで!!お姉ちゃんめちゃめちゃ綺麗!!」
「なぁなぁ!俺らとこれから遊びに行かへん?」
篠崎 (なまえ)
篠崎 あなた
いやそれはちょっと…
「え~!!なんでや~!」
篠崎 (なまえ)
篠崎 あなた
この後友達と待ち合わせしてるので…
「ええやんええやん!約束なんかほっといて!」
「俺らと遊んだ方が楽しいで!」
篠崎 (なまえ)
篠崎 あなた
いや~…
「ん~!!なら電話番号だけでも!ねっ!?」
篠崎 (なまえ)
篠崎 あなた
それもちょっと…笑
「なんやねん連れへん子やな~」
「ほらさっさと行こや~!」
と言われ私の手を掴まれた。

嫌だ…。連れていかれる…。

私は勇気を出して「やめてください」って

言おうとした。
篠崎 (なまえ)
篠崎 あなた
や、やめっ…
すると…
神山 智洋
神山 智洋
なぁなぁ?嫌がる女の子に勝手に手出して楽しい?
え、神ちゃん…
「え~?兄ちゃんこの子のなんなん?」
神山 智洋
神山 智洋
あなたは俺の彼女や!
((ドキッ))
胸の鼓動が早くなるのが分かった…。
「え~なんやねん…彼氏持ちかいな。」
「それじゃ諦めるか~」
と男達は去っていった…
神山 智洋
神山 智洋
あなた大丈夫やった?
篠崎 (なまえ)
篠崎 あなた
え、あ、うん…大丈夫…
やばい…

絶対今顔が赤い…。
神山 智洋
神山 智洋
ごめんな。俺がちゃんとあなたの手を握ってれば…
篠崎 (なまえ)
篠崎 あなた
だ、大丈夫だよ!!そんなに気にせんといて!
すると神ちゃんが私の事を抱きしめてきた。
篠崎 (なまえ)
篠崎 あなた
えっ?
神山 智洋
神山 智洋
好きな人が知らん男に絡まれて困っとった。
神山 智洋
神山 智洋
そんなん気にせざるを得ないやろ。
神山 智洋
神山 智洋
なぁ…俺じゃダメなんか…?
と言い神ちゃんは私にキスをした。
篠崎 (なまえ)
篠崎 あなた
んっ…
その近くで
















重岡 大毅
重岡 大毅
なんやねん…アイツらもう付き合ってるん…?
















大毅が見てるとも知らずに…






















19時になったのだろう。

その瞬間花火の音が鳴った。

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