第6話

ろく。
253
2021/01/13 19:02
重岡side
よし!!!夕飯も終わって次は肝試しや!!!


クラスでクジ引いて一緒の番号の人と行くねんけど…


あなたがいい!まじ!!あなたこい!!
せんせい。
重岡ー早く引けー
重岡 大毅
重岡 大毅
あっ!すんません!
すると後ろからあなたたちが喋ってる声が聞こえる。
葵 わかな
葵 わかな
あなた何番~?
篠崎 (なまえ)
篠崎 あなた
私はね~7!
葵 わかな
葵 わかな
神ちゃんは?
神山 智洋
神山 智洋
俺は5。
よっしゃ。神ちゃんとあなたペアじゃなかったぁ…

よし。じゃあ俺は7を引けばええんやな…。

よーしっ!!
重岡 大毅
重岡 大毅
ほいっ!!!
そして俺は急いで紙を開いた

紙に書かれた番号は「7」。

よっしゃぁぁぁぁぁ!!!
篠崎 (なまえ)
篠崎 あなた
大毅何番なん?
重岡 大毅
重岡 大毅
俺??7番!
篠崎 (なまえ)
篠崎 あなた
あー!大毅と一緒や!
重岡 大毅
重岡 大毅
え!!ほんま!?
あなたと一緒なん知ってたけどな笑
葵 わかな
葵 わかな
いいな~!あなたと一緒!!
私なんてトップバッターだよ??
神山 智洋
神山 智洋
それはもうドンマイやな笑
重岡 大毅
重岡 大毅
のんちゃんに驚かされて腰抜かへんようにな!!笑
葵 わかな
葵 わかな
気をつけよ~っと笑
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重岡 大毅
重岡 大毅
あっ、次俺らの番やで。
篠崎 (なまえ)
篠崎 あなた
えっ!ほんと!?
篠崎 (なまえ)
篠崎 あなた
はやすぎる~
あなたは普段は結構強がってるけど

意外とこういう怖いのが苦手や。

そんなあなたもまた好きだ。
重岡 大毅
重岡 大毅
よし!入るか!
篠崎 (なまえ)
篠崎 あなた
ねぇ~暗すぎるって~!!
篠崎 (なまえ)
篠崎 あなた
待ってる間とか結構みんなの悲鳴聞こえてきたから怖いわ~
重岡 大毅
重岡 大毅
大丈夫やって笑
「うわぁぁぁぁぁ!!!」
篠崎 (なまえ)
篠崎 あなた
わぁぁ!
篠崎 (なまえ)
篠崎 あなた
びっくりした~
小瀧 望
小瀧 望
う…う…あ、あぁぁぁぁ
篠崎 (なまえ)
篠崎 あなた
なんやのんちゃんやん。
小瀧 望
小瀧 望
なんで驚かんねん
小瀧 望
小瀧 望
わかなとか神ちゃんも俺の事驚かなかったし笑
重岡 大毅
重岡 大毅
残念やったな小瀧ぃ!!笑笑
小瀧 望
小瀧 望
めちゃめちゃ悔しいんやけど!!笑
篠崎 (なまえ)
篠崎 あなた
あははっ笑
次はちゃんと驚かせられると良いね~
重岡 大毅
重岡 大毅
じゃーなー!小瀧!!
小瀧 望
小瀧 望
名前いちいち言わんでええ!!
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篠崎 (なまえ)
篠崎 あなた
ね、ねぇ…こんなに遠くまで行くの?
重岡 大毅
重岡 大毅
え~でも道合ってると思うけどな…
篠崎 (なまえ)
篠崎 あなた
でも本当に暗いよ?引き返そうよ?
重岡 大毅
重岡 大毅
う~ん…そやな。
バ サ バ サ ッ 鳥が羽ばたく
篠崎 (なまえ)
篠崎 あなた
うわぁっ!
重岡 大毅
重岡 大毅
大丈夫か??
篠崎 (なまえ)
篠崎 あなた
う、うん…
重岡 大毅
重岡 大毅
あなた暗いとことか昔から苦手やもんな。
重岡 大毅
重岡 大毅
なんでこれ参加したん?
篠崎 (なまえ)
篠崎 あなた
神ちゃんと…たかったから…
重岡 大毅
重岡 大毅
え?何?
篠崎 (なまえ)
篠崎 あなた
神ちゃんと2人きりになりたかったから。
周りが暗くてもそう言っているあなたが

顔を真っ赤にしているのが分かった。

俺はその言葉を聞いた瞬間、

胸がチクってするような

ズキズキするような痛みがした。

俺は冗談っぽく
重岡 大毅
重岡 大毅
何?神ちゃんのこと好きなん?
と言った。

そしたら
篠崎 (なまえ)
篠崎 あなた
うん…そうなのかも…しれない…
と また顔を赤らめて言った。

俺はあなたが好きやけどやっぱり幼馴染として

幼馴染の恋は応援しなきゃならへんのかな。

という迷う気持ちが一瞬あったが俺は決めた。
重岡 大毅
重岡 大毅
そうなんや笑
じゃああなたが好きな人教えてくれたから俺も交換条件として教えてあげよか?
篠崎 (なまえ)
篠崎 あなた
えっ!知りたい!
重岡 大毅
重岡 大毅
俺の好きな人はあなたや。
篠崎 (なまえ)
篠崎 あなた
えっ、、?
篠崎 (なまえ)
篠崎 あなた
冗談やめてや笑
重岡 大毅
重岡 大毅
冗談やない。
重岡 大毅
重岡 大毅
俺は昔からあなた一筋やった。
篠崎 (なまえ)
篠崎 あなた
でも…今言った通り私は神ちゃんの事が…
重岡 大毅
重岡 大毅
分かってる。
重岡 大毅
重岡 大毅
あなたが神ちゃんを好きなんは分かってる。
重岡 大毅
重岡 大毅
けど、
篠崎 (なまえ)
篠崎 あなた
けど?
重岡 大毅
重岡 大毅
俺にもチャンスくれへんか?
重岡 大毅
重岡 大毅
神ちゃんの事が好きなあなたを振り向かせる。
重岡 大毅
重岡 大毅
絶対に。
あなたはこんな俺を初めて見たからなのか。

はたまたこんな真っ直ぐな気持ちを男子から

伝えられたのは初めてなのか分からないが

顔をリンゴのように真っ赤にしてた。
重岡 大毅
重岡 大毅
俺はあなたが嫌だって言うても絶対に振り向かせたるから。
篠崎 (なまえ)
篠崎 あなた
じゃあもしも私と神ちゃんが付き合ったら大毅はどうするん…?
重岡 大毅
重岡 大毅
それはまだわからへんな笑
重岡 大毅
重岡 大毅
多分諦めへんけど笑
篠崎 (なまえ)
篠崎 あなた
そっか…笑
重岡 大毅
重岡 大毅
ごめんな。こんな気まづい空気にさせて。
篠崎 (なまえ)
篠崎 あなた
大丈夫。
重岡 大毅
重岡 大毅
向こうに光も見えてきたし早く行こか。
篠崎 (なまえ)
篠崎 あなた
うん…。
俺はついに言ってしもうた。

あなたが好きって。

神ちゃんの事好きなんは知ってるけど

やっぱり昔からあなたの事好きやから

諦められへん。

神ちゃん。絶対負けへんで。
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神山side
今肝試しであなたとしげの帰りをわかなと待っている最中や。

少し時間がかかってた様な気するけど無事に2人は帰ってきた。

帰ってきて早々俺はあなたの方を見た。

そしたらあなたが顔真っ赤にしててん。

何があったんやろと考えてるとしげから
重岡 大毅
重岡 大毅
俺、あなたの事好きって伝えた。
神山 智洋
神山 智洋
え、?
重岡 大毅
重岡 大毅
けどあなたに返事はまだ貰ってへん。
重岡 大毅
重岡 大毅
神ちゃん、正々堂々勝負しよや。
正直しげが素直にそう言ってくれて

良かったと思ってる。

しげは絶対あなたの事好きやろ思ってたし

それを隠されてる方が嫌だった。

だからしげがこう言ってくれて嬉しい。
神山 智洋
神山 智洋
当たり前やん。
神山 智洋
神山 智洋
負けへんで。
重岡 大毅
重岡 大毅
あ、けど喧嘩とか絶対しないようにしよな笑
神山 智洋
神山 智洋
分かっとるわ笑
俺たちはそう約束した。

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