お昼も食べ終わって最終種目の
学年リレーとなった。
リレーは男女混合なんやけど俺はあなたから
バトンを貰う。
緊張するわぁ…。
スターター ｢いちについて、よーい、ドン！｣
というスターターの合図でスタートした。
あなたが7走目で俺がアンカーの8走目。
緊張してる間にどんどんバトンが
渡されていく。
俺らのチームは今8チーム中4位。
微妙な順位だ。
優勝するには1位にならなあかん。
とか思ってたらあなたにバトンが回った。
あなたがどんどんと抜かして2位になり、
隣のチームの走者との距離が少し近く
あなたが少し走りづらそうにしている。
と俺が言ったらあなたは頑張って
最後まで競ってくれた。
と言われバトンが回った。
それと同時に隣のチームのやつも。
とみんなの応援が聞こえる。
俺は全力で走った。
追いかけて追いかけて…。
俺はゴールテープを切れた。
とあなたが俺のところへ向かってきて
ハイタッチをした。
．
．
．
神山side
閉会式が終わった後
俺はあなたのとこに行った。
と女子友達の話しているあなた。
俺はそんなのお構い無しに
とあなたの腕を引っ張った。
女子生徒 ｢え！もしかして神山くんの好きな人ってあなた！？｣
と騒いでる女子が居るがそんなの気にせん。
そして俺はあなたを保健室へ連れて行った。
と俺は少し強引にあなたの靴下を脱がし
足を見た。
と無理して笑うあなた。
そんなあなた見たくないねん。
俺の前では無理しないで欲しい。
と俺は慣れた手つきで
簡単にあなたの足の手当を
行った。
俺はあなたを抱きしめた。
━━━━━━━━━━━━━━━
重岡side
俺はあなたと話がしたかった。
リレーの事とか騎馬戦の事とか。
まだ感想もらってへんかったし！笑
あなたのさっきハイタッチも出来たし
俺はルンルンや。
けど、そんな気持ちはすぐに無くなってしまった。
あなたはどこかなと探していてパッと
校舎の窓のほうを見たら
あなたと神ちゃんが抱き合ってる姿が。
俺はつい はは っと笑ったんやけど
涙が溢れてくる。
俺はすぐに涙を拭いて元の場所に戻った。
と俺は笑って誤魔化した。
でも俺は負けへん。
絶対に。文化祭で巻き返したる。
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