重岡side
時間もあっという間に過ぎていつの間にかお昼。
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俺はあなたを座らせといて
昼飯を買いに来た。
あなたが好きそうなのは大体わかる。
好きな食べ物の系統が似てるから。
多分このハンバーガーとか好きそう。
店員 「ありがとうございました~。」
俺はおぼんに乗ってるハンバーガーを持って
あなたのとこに向かった。
と目を輝かせて言うあなた
と幸せそうにハンバーガーを頬張るあなた。
そんなあなたもとても愛おしい。
とあなたの顔をよく見ると
あなたの口元にはハンバーガーのソースが。
と言って俺はあなたの
口元に付いてるソースを布巾で取った。
そう言うとあなたの顔がみるみる赤くなった
と俺は思わず口に出して言ってしまった
はぁ…はよ俺のもんにしたい…
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そうやって俺に話しかけてくる
あなたの笑顔にいちいちドキってする。
あなたは俺の方に顔を向けて
少し首を傾げて言った。
俺はあなたの顔に近付いた。
と言ってあなたは目をぎゅっと閉じた。
そして俺は
あなたのほっぺに
キスをした。
俺がそう言うとあなたは俺がキスしたところを
触り顔を かぁっと真っ赤にさせる。
俺はあなたにネックレスをあげた。
シンプルなデザインの。
ちっちゃいけど、赤色の宝石が付いている。
そう言って俺はあなたの首に
ネックレスを付けてあげた。
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今日で少しはあなたの事ドキドキさせれたかな。
少しでもあなたは俺の事意識してくれるかな。
そう思いながら俺は眠りについた。
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あなたside
楽しかったな~!!!
けど…大毅にめちゃめちゃドキドキしてしもうた…。
観覧車で大毅にほっぺにキスされた時…
少し口にしてくれるって期待してしまったな…。
ほっぺにされた時少しガッカリしたし…。
やばい…
大毅の事考えるだけでドキドキしてもうてる。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。