第53話
実は繊細
あなたside
私がらんぺに入ったのは2年?くらい前。
みんな、初めから受け入れてくれて、ファンの人にも認めてもらいやすかった。
でも、やっぱり2年たった今でもアンチは絶えない。
ブログとかインスタとかのコメント欄を見てるとパラパラ書いてあるんだよね。
でも私はアンチは自分の欠点だと思ってるから、出来るだけ見るようにしてる。
RIKU side
俺は知ってる、あなたが見てたもの。
あなたがリビングのソファーでじーっとスマホ見つめてた。あなたがそんなことするの初めて見たから、何見てるのかなって気になって画面をのぞいてしまった。
腕を広げてあなたを待つ。
俺とあなただけがいる空間に、いい香りが漂う。
触ったら崩れてしまいそう。
どうか俺たちに守らせてほしい。
もう俺たちの知らないところで泣かないでほしい。
ごめんね、玲於。今日だけは…許して
なんか切なくなっちゃってごめんなさい💦💦💦