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第1話

私、
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2018/07/16 11:28
いつだって、私は脇役だった。
地味な私は、主役を引き立てる天才だ。
四つ上の双子の兄は、








昔から輝かしい人生を送っていた。
それに反比例して、私は地味で


















愛されなかった。
愛されたかった。愛して欲しかった。愛してよ。

なんで私は愛されない?


























































そうだ、お兄ちゃんがいるからいけないんだ。
















それが私の結論だった。

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