(ここ…真っ白…)

(リドルの時と同じだ)

！！！

(レオナの声だ…)

…………

(これが、レオナの思い…か)

！！

レオナ…

…見た

そんなことない

レオナは、嫌われ者の第二王子なんかじゃない

まあ、王になりたいという思いはわかるぞ

一番になりたいのは分かる

だがな、卑怯な手を使ってでも一番になる。というのは、おかしいな

昔、お前に言ったことがあっただろ

『私にとっての王はレオナ、お前だ』って

僕だけじゃない。

サバナクロー寮全員が、お前のことを王だと思ってるぞ

そうだ

だって、ラギーはお前のことを尊敬して、お世話して、ずっとレオナの傍にいたじゃないか

ジャックは、お前を憧れてこの学園に入れた。そして、今もずっとお前のことを尊敬している

他の寮生だって、お前のことを尊敬して、慕っている

国の王になれなくとも

サバナクローの王は…

レオナ・キングスカラー。お前だ

フッ(微笑)

(初めて見たな、レオナが泣いてるとこ)

ほら、おいで(腕を広げ、優しい笑顔で)

今まで、我慢してきたんだなぁ…よく頑張ったぞ…ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

お前は賢いし、強い…立派な王だぞ…

そうだなぁ…少なくとも、僕やラギーの前では強がらなくてもいいな

フフっ、目が腫れてるな

(反抗期？)

それじゃあ、戻ろうか

…と、その前に

レオナ、こっちへおいでﾁｮｲﾁｮｲ

ｽｯ…ﾁｭｯ(おでこにキス(∩´∀`∩)💕)

顔が赤いな(微笑)

ちなみにこれは、おまじないな

ほれ、戻るぞ♪

ん？どうした？

(やっぱり、レオナは昔より魔法もだけど、心も強くなったな)

(これで、レオナの命は救えた……本当によかったよ)

ここまで！！

次回お楽しみに！

アディオス!!(　-`ω-)b