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第5話

『ハルイチバン』 第3幕
きっかけは対したことなかった。
てっきり夏が先に帰ったものだと思って、図書室に行かずに部活から一人で帰ってしまったことだった。
夏はスゴく怒った。今までに無いくらい。

正直私も困惑していた。
そんな些細なことで怒られても...。
そう思った。

「春は僕と一緒にいればいいんだっ!!」

けれど、夏にそういわれた瞬間にかっとなった。

「私だって他の人と話したり一緒に居たいときもある!勝手に決めつけないでよ、流石に自己チューだよ!!」

夏は鳩が豆鉄砲を食らったみたいな、そんな顔をした。
すぐにはっとしたのか、俯いて

「ごめん、ちょっと言い過ぎた...」

といって、どこかへ行ってしまった。



...数日して初詣に一緒に行ったときにはまた、普段通りにお互い接した。
お互い言い過ぎた、と思っていたのもあるんだと思う。

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藤代栞奈
藤代栞奈
よろしくお願いします。 昔は夕塗という名前でしたが、なぜかログインできなくなったので心機一転して新しい名前で始めることにしました。 「突然ですが今から辞めます」などの作者でした💦 他にも桜海鏡麻さんの作品の表紙の多くを手掛けたことがありますが、現在は行っていません。 滅多に浮上しません。
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