(これは、中学生活残り1年の出来事)
実に誘われて教室を出る。
私と実は、幼馴染だ。
それに、中学にはいってからは、咲希とも、仲がいい。でも、咲希は、今学校に来ていない。仕事が忙しいらしい。咲希は、モデルをしてる。今は...。アメリカ?だっけ。すごっ
靴箱に着いた
この時は何も知らなかった。
あんなことになるなんて。
屋上の前まで来た。
誰かいる、あの人かな...。
ガチャ
飛雄か...。
懐かしいな。小学校まで一緒で仲良かった。
中学は離れちゃったけど、連絡とったり、遊んだりするんだよね。
飛雄が何かあったのかな?
こいつ、やばっ。
その人はいきなり、ナイフを手にして、私のマスクをとった。
あずなの目の下にナイフで傷を付けた。
それから中学卒業する、1年間。
私はいじめられた。
飛雄とはなすのは、あのことがあってから、
何も関わってない。
実と咲希にも、このことは、話してない。
迷惑かけたくないでしょ?
でも、話す回数も笑顔も減って行った。
そして...。
感情さえもなくした。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。