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第15話

Aries 3
 上弦の弐の鬼と戦って数時間たったが未だに決着はついていない。変わった事といえば,私の肋骨が何本か折れている事と全身の切創せっそう擦過傷さっかしょうが酷いこと。
童磨
童磨
君すごいね〜肋骨も何本か折れているのに。まだ立っていられるんだね
星影 (なまえ)
星影 あなた
……
 息が苦しい。空気を吸おうとすると肋骨が軋んで痛い。そろそろ夜が明けるはずなのに童磨 こいつはニコニコとけろっとしている……。
童磨
童磨
呼吸するのも苦しいだろうに…大丈夫!俺がちゃんと吸収してあげるからね
星影 (なまえ)
星影 あなた
っ……
 鬼が一瞬の間に近づいてくる。
童磨
童磨
血鬼術 枯園垂かれそのしづ
星影 (なまえ)
星影 あなた
星の呼吸 拾ノ型 銀河晃幻
童磨
童磨
わぁ〜すごいね!今の連撃を受け流すなんて
 技の隙を見て呼吸をする。
星影 (なまえ)
星影 あなた
星の呼吸 肆ノ型 流星天
童磨
童磨
おっと…じゃあこれは〜?
童磨
童磨
寒烈の白姫
 扇で斬撃を受けられる。鬼も血鬼術を続け様に出してくる。しかも霧状の攻撃でかなりの広範囲だ。
星影 (なまえ)
星影 あなた
息が吸え…ない……
童磨
童磨
ほ〜らっ!まだまだいくよ〜
童磨
童磨
冬ざれ氷柱
 大量に上から氷柱が降ってくる。避けながら移動するがどんどん鬼から離れていく。
童磨
童磨
血鬼術 凍て曇
 今度は冷たい空気が襲ってくる。肺が凍るように痛い。呼吸を気にし過ぎて足が凍っていることに気がつかなかった。
星影 (なまえ)
星影 あなた
あっ…
 足がうまく動かせず転んでしまった。
童磨
童磨
さーて君はどんな味がするのかなぁ。あっ吸収するんだったね!じゃあ味なんてわからないか……
 鬼がニコニコしながら近づいてくる。ここで終われない。こんな奴に殺されたくない!!
童磨
童磨
えっ立つの?えーー…
 片脚は凍って使えない。なら回転技を使って少しでも足への負担を減らす!
星影 (なまえ)
星影 あなた
星の呼吸 捌ノ型 夜遠軌昊
 鬼は油断したのか攻撃をくらって呆然としている。
童磨
童磨
そんなに頑張らなくてもいいのに……。あっ!時間が来ちゃったみたいだから君を吸収するのはまた今度かな
星影 (なまえ)
星影 あなた
 鬼が言った通り壊れた天井から明るくなってきた空が見える。そろそろ日が差そうしている。
童磨
童磨
じゃあね、あなたちゃん♪
 鬼は琵琶の音と共に消えた。日が差してきて眩しい。凍った片脚も日光によって氷は溶けたがまだ痛い。
 気づいたらその場に倒れていた。遠くから私の鎹鴉の声と数人の足音が聴こえる。このまま屋敷に帰ったらしのぶちゃんに怒られちゃうな…。




 私は静かに目を瞑った。