あなた「…ん」
ゆっくりと目を開けると…
TH「っあなた!?」
私はベットにねていて
すごくイケメンな男の人達が
私をのぞきこんでいた。
JN「あなた大丈夫?!」
あなた…?誰それ。
私は状況を理解できなかった。
周りを見渡すと…
7人の男の人がいて、
あなた「病院?」
ここは病院みたい。
そして、
あなた「パク・あなた?」
腕についているバンドにそう書いてあった。
私の名前?
すると、
医者「パクさん、体はどうですか?」
お医者さんらしき人が私に尋ねる。
あなた「あの、私は誰ですか?」
そう聞いた瞬間、空気がこおりつくのが
分かった。
あなた「ごめんなさい、私ぜんぜん
思い出せなくて…」
7人の男の人は顔がこわばっている。
医者「頭を打ったのが、原因かもしれない
な。とりあえず、みなさんは少し説明したい
ことがありますので来てください。」
みんなは出ていってしまった。
病室に1人になる。
頭を打った?
私のことなのかな。
ぜんぜん思い出せない。
記憶がない。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。