▲ジョングク
ジユさんがくるようになってから
あなたの様子がおかしい。
僕たちがハグとかしようとすると
拒否されるし、vライブとかにも
出てくれないし、ご飯も一緒に食べてくれな
い。おまけに、もともと細かったのが
もっと細くなっちゃって、長そでとか
ハイネックとかを着るようになった。
JK「チキン買って来たけど食べる?」
あなた「大丈夫。」
ほら、こうやって拒否される。
前までだったら食いついてきて、
断るとかありえなかったんだよ。
JY「ジユ、チキンたべたぁい❤️」
この人もいつまで僕たちにつきまとうの?
化粧が濃いすぎるし、歌もダンスも
まあまあだし…
今日はライブで今、準備中。
JY「あ、あなたちゃん、これどうぞ❤️」
ジユさんがあなたにペットボトルの水を
渡していた。
あなた「ありがとうございます。」
ちょっとびっくりしながら受け取るあなた。
ジユさん、いいとこあるじゃん。
JY「せっかくジユがあげたんだから
今飲んでよ~」
あなた「はい、」
優しいあなたは飲んであげる。
あなた「おいしいです!」
JY「そぉ、よかったね❤️」
2人は仲がいいみたい。
初めてジユさんがきた時も
受け入れてくれたのはあなただったし。
>>30分後>>
TH「あ~」
もうすぐライブ開演ってことで、
発声練習してます!
今日も満員になるといいな~❤️
すると、
あなた「ぁ、ぁ…」
隣であなたが苦しそうに
両手でのどをおさえていた。
JK「どうしたの?」
あなた「なんか、急に声が出なくなって…」
声がかすれていた。
こんなこと今までで初めてで…
あなた「どうしよう…」
あなたも不安そうな顔をする。
僕はヒョン達をよんでくる。
RM「いつから声がおかしい?」
あなた「ちょっと前からです。」
YG「これは、歌えないかもな…」
あなたは悔しそうに唇をかみしめる。
JM「まぁ、こんなこともあるよ!」
TH「あなたはいるだけで、盛り上がるし!」
あなた「じゃあ、今日は踊りだけします…
ほんとにすみません。」
結局、あなたは歌わずに踊った。
あなたのパートはジユさんが歌うって
きかなかったからジユさんが歌ったけど…
やっぱりあなたには敵わない。
なんで急に声がおかしくなったんだろう?
そのときはまだ、そんなこと想像もつかなかっ
た。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。