▲テヒョンサイド▲
今日は、昼からギッシリと仕事がつまってる。
いつもだったら、マネヒョンに起こされて
みんなとたくさんの話をしながら
仕事の準備をする。
けれど、今日はちがった。
NJ「もう行くぞ。」
あなたが入院している病院に向かったんだ。
病院までの移動時間、スマホをいじっていたら
いろいろなネットニュースで
あなたのことが大きく取り上げられている。
その記事を読んでいると、脱退の2文字を
見つけてしまった。
TH「っっ!…」
脱退なんかさせるもんか。
*病院にて*
僕らは少し緊張しながら、あなたの病室に、
入る。
TH「入るよ。」
ガチャッ
ベットのあなたは死んだように
寝ていた。
看護師「シー!やっと眠られたんですよ。
さっき睡眠薬を飲まれたので。」
僕はあなたに近づいてその頰をなでる。
この前触れたときよりもだいぶ痩せた
みたいだった。
けど、寝顔はほんとに美しかった。
TH「俺らも頑張るから、あなたも
頑張れよ!愛してる。」
JM「ずっと待ってるから、早く帰ってきて
ね」
YG「…」
いつもはクールなユンギヒョンも、言葉は
言わないけどあなたの手を握って…
それぞれあいさつをしていく、
そして
マネ「もう時間になりました。」
仕事の時間がきてしまった。
JN「僕らが守るからね。」
ジンヒョンが最後にあいさつをしてから
僕らは急いで病院を出た。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。