ここまで本当に色々あった


ただの一般人とYouTuberの恋なんて絶対に成立しないって思ってたから


それでも私はてつやが好き


周りにどう思われようがいい


てつやがいれば私は幸せ


そんな想いが実を結び、
私たちはやっと1つになることができる──















大勢の人達に見守られながら、
バージンロードをお父さんと一緒に進む



「幸せになりなさい」



てつやが待っている場所に着くと、
お父さんはそう言ってにっこりと笑った



『あなた』



てつやが私の名前を呼んで、
大きな男らしい手を差し出す


私はその手を取って神父さんの前に並んだ



「それでは、指輪交換をして誓いのキスを」



2人で向き合い、
てつやが私の左手を取って指輪をはめる


私もてつやの左手に指輪をはめると、
てつやは私のベールに手をかけてゆっくりとベールを上に持ち上げていく


はっきりと真正面からてつやと向き合うと、
少しだけ照れくさくて2人で笑った


私の肩にてつやが手を置く


私より随分高い背のてつやを見上げる


バカで、面白くて、優しくて、だけどしっかりと男の部分もあって


私はあなたがいないとダメみたい



「てつや、愛してる」



私がそう言うと、
てつやは顔を少しだけ赤くして



『俺も愛してるよ』



そう言って顔を近付けてくるから、
ゆっくりと目を瞑った


だけど唇が触れる前にお姫様抱っこされる



「ちょ、てつや？！」



てつやを見ると満面の笑み


本当になに考えてるのか分かんないけど、
幸せなんだろうな、この瞬間が



『俺が一生あなたを守るから、一生かけて幸せにするから。
俺以外なんか見んな、俺だけ見てろ。
愛してる、あなた』

「ばか、てつや以外もう見れないよ」



嬉し涙を浮かべながら、
てつやは私にいつもより長めなキスをした










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随分遅くなりました、すみません🙇‍♀️


Mirai さんのリクエスト 「てつやとの結婚」でした！


いい物語が書けたか不安ですが、
たくさんの人の心に届きますように☺️





まだまだリクエストお待ちしています！


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