第16話

💥💣
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2020/11/09 03:48
ついに放課後
切島「爆豪。一緒に帰ろうぜ!」
「あ”?断るッ!」
上鳴「もしかして空野ちゃんと帰るのか?!」
「だったら悪ぃかよッ!」
切島「誘えたんだな!良かった!」


しばらく話してると、
『ちょッ…まッ…わぁッ!』
よろけて教室に入ってきた女。
あなただ。
クラスの視線があなたの方に向く。
「「可愛いぃぃ!!」」
女子はすぐさまあなたの所へ集まる。
芦戸「名前は?!」
『え、あ、空野あなたですッ!』
八百万「女の子らしくて可愛らしいですわ!」
『あ、ありがとうございますッ!』
耳郎「そういえばどうしてここに?」
『え、あの爆豪くんに…用が…』
「「爆豪くん?!」」
「あなたッ!」
『?』
やっとあなたの姿が見えた。
のはいいが、
「(〜〜ッ!)」
可愛すぎて死にそう。
あなたは恥ずかしそうに髪を耳にかけた。
「…ッ…ッ…えとッ…ば、爆豪勝己ですッ…」
『あ、前も言った通り、空野あなたですッ。』
ふにゃりと笑った顔が可愛い。
俺は一旦、後ろを向いて
「やっべぇ…ッ」
ゆるゆるになる口元を手で隠してコソッと言った。
クラスの奴がニヤニヤしてんのは気にしねぇでおこう。
「じ、じゃあッ…帰るかッ。」
『はいッ!ニコ』
俺はあなたを連れて教室を出た。














爆豪が居なくなった教室
蛙水「爆豪ちゃんのあんな顔初めて見たわ、ケロッ」
麗日「凄い緊張してたよね!」
芦戸「もしかしてあなたちゃんが爆豪の好きな人?!」
「「え。」」
緑谷「か、かかかかかかかっちゃんが…?!」
切島「緑谷。落ち着け!」
轟「可愛かった。爆豪が一目惚れするのは分かるぞ。」
「「轟/君?!」」

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