第12話

(なまえ)の過去編 オビside
221
2022/08/21 21:59
俺はオビです
いや〜、初めての俺sideですねぇ
それにしても主達はなんであなた嬢を庇ったんでしょうか?
(なまえ)
あなた
はぁ〜
分かった
話す
ゼン
ゼン
本当か?!
(なまえ)
あなた
あぁ
木々達に話してないこともまだあったしな
ついでに聞けばいいだろ
ついでだからな!
オビ
オビ
俺は“ついで”ですかい
それでもいいですよ
あなた嬢の話が聞ければ
(なまえ)
あなた
わたくしの家はとても穏やかな家だった
ミツヒデ、ゼン
ミツヒデ、ゼン
わたくし?!
木々
木々
2人共煩い
オビ
オビ
今、思い出したんですけど
ウェルネス家って遊女正しい家柄ですよね?
確か子爵家だとか
ミツヒデ、ゼン
ミツヒデ、ゼン
マジか?!
木々
木々
だから煩い
ミツヒデ
ミツヒデ
木々はなんで驚かないんだ?!
木々
木々
私は初めてあなたの名前を聞いた時
子爵家の子がなんでここに?
と思ったぐらいだよ
ゼン
ゼン
そうなのか
木々
木々
あなた話を続けて
(なまえ)
あなた
はい
確かにゼンやミツヒデが驚くのも無理はありません
わたくしは5年間、家族みんなで幸せに暮らしていました
ですが、わたくしの6歳の誕生日に母上の病気が分かりました
そして母上はわたくしが6歳半で亡くなりました
その時から父上は変わってしまった
わたくしには姉弟がいて妹のユフィと弟のガルド
2人は当時3歳でした
木々
木々
下に2人、しかも双子…………
年齢も3つ違う………
心配じゃなかった?
(なまえ)
あなた
心配でした
わたくしが10歳の時あの子達は7歳でした
まだ幼い妹達を置いて行くことなんてしたくなかった
父上は借金をしてそれをヴェネツィア伯爵が肩代わりしてただいな金額を持たせわたくしを捨てさせた
それからずっとタンバルンとクラリネスの間に畳んずん出る倉庫で監禁されて父上が来たかと思えば毎日の様に犯されてずっと苦しかったそのせいで私は男嫌いになった
ミツヒデ
ミツヒデ
あ、口調が戻った
オビ
オビ
……………………………………………
(なまえ)
あなた
これが僕の過去だ
オビ
オビ
辛かったんですね
あなた嬢
(なまえ)
あなた
?!
ゼン
ゼン
オビ………………
オビ
オビ
あなた嬢がそんなに辛い日々を送っていたなんて知らずに
俺はあなた嬢に無理に話しかけて…………
(なまえ)
あなた
………………………………………………………………
オビ、だったよな?
オビ
オビ
えぇ
そうですよ
(なまえ)
あなた
僕はお前を誤解していたようだ
そのことを詫びよう
ミツヒデ
ミツヒデ
マジかよ
俺らでも3ヶ月掛かったのに………………………
(なまえ)
あなた
けど、まだ信用した訳では無い
オビ
オビ
分かってますよ
主やミツヒデの旦那が3ヶ月も掛かったことを俺が1日で解けるわけじゃありませんから
(なまえ)
あなた
案外頭が切れるんだな
オビ
オビ
体術も負けませんよ?
(なまえ)
あなた
ほぉ〜
ゼン
ゼン
オビ
それを言わない方が
オビ
オビ
主?
木々
木々
オビ
覚悟しておいた方がいいよ?
あなたはこれでもこの城じゃ知らない人はいない武術の達人って言われてるから
まぁ知らないのは白雪とオビぐらいだろうね
オビ
オビ
え?
(なまえ)
あなた
じゃあ僕とやってみる?
体術
オビ
オビ
望む所です
ゼン
ゼン
あ〜あ
ミツヒデ
ミツヒデ
だが見ものだな
木々
木々
ミツヒデ
楽しんでない?
ミツヒデ
ミツヒデ
そんなわけないだろ?!

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