第6話

僕の過去…?
93
2018/03/26 13:37
家出してから数日がたった

体の傷が少し癒えてきた

…この傷は親の虐待によってついた
正直、怖かった
このままやられていたらいつか自分の体が
壊れていくんじゃないかって

だから僕は家出した
学校で必要なものや生活で必要なものなどを持って、家を出た

外に出ると解放感があった

心の底から嬉しかった

家から出た後、海辺へ向かった

何故向かったのか、自分でもわからない
「なんとなく、行きたくなった」かもしれない
あるいは、「波の心地よい音で虐待のことを忘れさせてくれる気がしたから」かもしれない

海へ向かうと小瓶が流れてきた

これが君と話すきっかけになった


零(レイ)
零(レイ)
来た…!
僕は、海辺で小瓶が流れてくるのを待っていた
小瓶で文通し初めてから僕は、1日の中で1番の楽しみになっていた

ギュギュギュッ…
ポン

いつも通り、手紙を読む
瑠璃(ルリ)
瑠璃(ルリ)
こんな私に名前をつけていただき有難うございます…
ルリと名づけられたとき、私は唇の端っこが上がりました
それと同時に、まるで空が雲一つない、凄く晴れやかな気持ちになりました

この気持ちは「喜怒哀楽」の内どれなんでしょうか?
晴れやかな気持ちになっただと…「喜怒哀楽」の内「喜」にあたるのかな
零(レイ)
零(レイ)
良かった…
喜んでくれたんだ
僕はいつも通り、ポケットからペンとメモ帳取り出し書いた
※。.:*:・'°☆※。.:*:・'°☆※。.:*:・'°☆




どこからか波の音にのせて聞こえてきた

LuLiLa…LuLiLa…









アレ…?この歌声って



























なんだっけ…?

プリ小説オーディオドラマ