第4話

ワ ナ
1,631
2020/05/20 13:00

「はぁー、もう良かったぁ...
具合悪いならもっと早く言ってよ!!」
『いや、だから言ったって...』
「あ、そっか、...」

『そんな心配しなくても大丈夫です、。』
「こういう時さ、テレビじゃないからさ
敬語辞めない?」
「俺さ、めっちゃ距離感じてるんだよね笑」
『えっと、じゃあ相葉くん?』
「分かった(笑)」
「とりあえず、俺がご飯作るから寝てて!
何が食べたい???」

『えっと...』
(どうしようかな〜...ハンバーグとおかゆ...)

「ハンバーグって思ったでしょ?」
『え??』
「今、心の中でハンバーグ食べたいって
思ったでしょ(笑)」
『え、正解、笑』
「やっぱりね〜!?笑
俺、ニノの事なら
なんでも分かるから!(笑)」
『いや、キモイわw』
「ええ〜?そんな事言わなくても
いいじゃん〜」
『まぁ、とりあえず作ってよ、お腹
空いた、。』
「分かった、!待ってて!」



そう言うと相葉さん...あ、相葉くんは
鼻歌を歌いながらキッチンに向かった。



「ふんふふ〜ん」


やっぱり彼は可愛い。可愛すぎる。
俺、なんかキモイな。笑笑


「ねえニノ〜?」
『んー』
「チーズハンバーグでもいい?」
『あ〜、う、うんー、』
「今、美味しいの作るから待ってて!」


あー、暇だな テレビでも観るか


ポチッ


テレビを付けるとちょうど相葉くんが
出てる番組だった。



「あ、これ放送今日だったっけ笑」と、
笑顔で相葉くんが言った。



やっぱ、テレビも実際もカッコイイな、。

「やっぱり、アイドルでも恋愛は
するんですか???」と 司会者。


俺はビクッとした。そうだよな、
この人も人間だもんな、、。


すると相葉さんが「そうですね〜、
今は気になる人はいませんね〜、」


俺は「今は」という言葉がすごく
突っかかったが気にしない。



『ねえ、相葉くん』
「ん??」
『今、好きな人、いないの、、?』
「いるよー?」
『えっ、いるの?まさか彼女?』
「んーとね、ファンの皆。笑」



さすがこの人。国民的アイドルの発言
するなあ、、。だから好きな男性タレント
1位に選ばれるんだな、。



「ニノは居ないの??」
『俺は、、、、、いるよ、。』
「え!いるの!!!」



相葉くんはすぐ俺が恋愛話をすると
すぐ反応する。



「だれだれ!!彼女!!!!???」
『秘密〜、』
「なんでよ〜!教えて!!」
『じゃあ、相葉くんが俺にご飯を
食べさせてくれたらいいよ、』
「いいよ!!俺、余裕だわ笑」



チーン 電子レンジの音だ。


「あ!出来た!!」


相葉さんが笑顔で
チーズハンバーグを持ってきた。



「じゃあ、ニノ、あーん」
『あーーー、』



ぱくっ あ、美味しい。このハンバーグ。





「じゃあ好きな人教えて!」

プリ小説オーディオドラマ