《特級過呪怨霊》
私の側にずっと居る彼はそう呼ばれているらしい
白髪に目隠しをした全身黒の人がそう言ってた
彼…夏油傑は私の最愛の人で相思相愛
周りからしたら共依存で狂愛らしいが関係ない
傑が死んでから私は抜け殻のような日々を送っていた
傑か死んでから一週間たったある日
私のベットに傑が居た
夢かと思ったけど触れられたし話せた
他人はなんと言っているか分からないらしいがそこは愛のパワーとでも思っておこう
傑は私のそばに居てくれた
鈍いと言われるものから守ってくれた
男から守ってくれた
虐めから虐待から
様々な事から守ってくれた
そんな私は何故か呪術高専と言う所に通わされるらしい
呪術師は興味無いが…行かないと傑を祓われる
それだけは耐えられないので私は高専に行く事になった
ただ呪われている私は警戒されるらしい
まァ…私には傑さえ居れば如何でもいいことだが
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!