そう私を呼ぶ声がドア越しに聞こえてきた。
ドアがガチャリと開く音がした。
やばい!!そう思った私は勝利をつきとばす
『痛....っ...』
「あ、勝利ごめん。はるたーパパ起きたよ」
はるたに話しかける私の顔はきっと引きつってるであろう。
「はるたご飯は?食べたの?」
「まま遅いから。」
「そっかぁ。ごめんね!今行くからご飯食べてて」
「や!!一緒にいくの!」
困ったな。視線を勝利におくるとプイって逸らされた
怒ってるーー。
とりあえずはるたを連れてリビングに
「じゃあはるた!ご飯、続き食べよっか!」
「うん!!あーーん」
大きく口を開けてまってるはるた
やばいかわいい。なにこの天使。。
「はい、あーーん」
ぱくっ
「おいちぃー!!」
まだあどけない赤ちゃん言葉。それもかわいい
ぱくって口に入れてニコニコしたお口を両手で隠してる無邪気なとこ。
推せる。笑
とか思って、そういえば勝利遅いですね。
「ままぁ?ぱぱは?」
「ぱぱ遅いね。みてくれるから待っててくれる?ご飯食べて。」
「えぇ、またぁ?」
「これははるたくんの使命なのです!はるたくんがちゃんと食べてくれてたら「ぎゅってしてくれる??」
ハグおねだりされたんだけど。笑
「いいよ!!!」
そういってもう一度寝室に戻る
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。