出会ったのはいつだったかな。
キレイな桜を2人並んで眺めたよね
小さいころ君は泣き虫で
女の子の私がおんぶしてあげてたっけ
高校生になって久しぶりに君に会った
身長が伸びてて、最初は誰だか分からなかったよ笑
文化祭一緒に回ろって私が誘った。
君は笑顔で「いいよ」って言ってくれた。
でもホントは君から誘ってほしかった
いつからこんなにワガママになったんだろうね、笑笑
葉が落ちてつぼみができて花が咲く。
卒業という言葉が増えていって
君との別れが近づいていく
もしあと1年君といられるなら
おはよう と また明日ね を
昨日何があったとか
明日のあれが楽しみだとか
いっぱい話したいことがあるのに
涙が溢れて伝えられないや。
もし次に君と会ったら
その時は伝えよう
「ずっと君が好きでした。」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。