第7話

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2019/12/11 16:24
沈黙が続く部屋に私が声を発した
You
You
あの…
グク
グク
なんだよ
チョンジョングクさんは私の髪の毛を離して
今は椅子に座って携帯をいじっている
ジン
ジン
You
You
あ、あの…もうすぐマネージャーさんが来るので手当した方がいいかと思って…
You
You
そうだ、キムソクジンさん貴方が手当して下さいよ
ジン
ジン
あ?お前舐めてんの?
You
You
私が1人で手当するより貴方達が手当した方が途中でマネージャーさんが来た時にバレにくいかと…バレたかったらいいんですよ
バレたら勿論コイツら"も"困る
だから最適な案だと私は思った
キムソクジンさんは私の所に来て
ジン
ジン
テメェの案も一理あんな^^*
そう言って笑ったキムソクジンさん
ソクジンさんは着々と私の手当をしてくれた
おデコに傷が1つ
頬に傷が1つ
唇が切れたのが1つ
首に爪で引っ掻いた痕が多数
足に傷が多数
結構な重症なのかな私って
この傷が出来て
私は凄く嬉しくて
今日も生きてるんだそう思った
そう思ってるうちにドアが開いた
マネージャーさんだ
マネージャー
マネージャー
あなた!?どうしたんだ!
You
You
メイク用品を探してグルグル色んな所を走り回ってたら転んでしまってキムソクジンさんが今手当してくれてます
マネージャー
マネージャー
そうかそうかジンありがとな!
ジン
ジン
いえいえこれくらい大丈夫ですよあなたこれからは気を付けなよ?(*^^*)
You
You
はい、勿論ですご迷惑お掛けしましたすみません
グク
グク
あなたはドジなんだから転んだだけでこんなに怪我するんだから走り回るの辞めようね(*^^*)
そう言われた途端
チョンホソクさんが帰ってきた
ホソク
ホソク
ダンスのレッスンしてて遅くなっちゃった
マネージャー
マネージャー
おおホソクダンスは順調か?
ホソク
ホソク
はい!順調ですよ!
ホソク
ホソク
あれあなたどうしたの?大丈夫?
マネージャー
マネージャー
メイク用品探し回って走ってたら転んだんだってさ全くドジだよな本当
ホソク
ホソク
あ〜そうなんですね〜
You
You
チョンホソクさん心配ありがとうございます
ホソク
ホソク
いえいえ〜だってあなたのこと大事だもん
この時のコイツらは全然好きじゃない
でも私も我慢しないと
生きてる心地が無くなってしまうから
私は私の為にコイツらに手を貸してなきゃならない

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