足を踏み入れた途端入ってきた入口は消え360度綺麗な景色が広がっていた
そう言うとテヒョナは私の手を握りピアスを撫でた。
あっという間に景色が変わり大きな屋敷に辿り着いた
とっくに先を歩いているテヒョナを追いかけながら私は思った。
こいつ凄い人なんじゃないか。
テヒョナが何か言いかけた時大きな兎がこっちに向かって物凄いスピードで走ってきた。
いや。え?笑
みんな聞いた?笑
王って言ったよね?笑
え?笑
待って王ってなに?笑
あからさまに場違いだよね私。気まずい笑
私がそう言うとグク君は兎みたいな顔して屋敷に招待してくれた。
用意されていたのは。白と黒のワンピースみたいなドレスだった。
可愛い。
お姫様になったような気分になって。子供の頃を思い出した。
しばらく鏡の前で自分の姿を楽しんでいたらリビングから楽しそうな話し声が聞こえてきた。
さっきグク君が言ってたじみにひょんって人達かな、?
そう思い恐る恐るリビングに向かった。
そう言うとグク君はキッチンに向って行った。
グク君料理作れるんだ。なんでもできるなあ。
なんて感心しながらテヒョナとジミン君と世間話をしていた。
しばらくしてグク君が美味しそうな料理を運んで来てくれた
誰かと一緒に食べるご飯はやっぱり暖かくて懐かしかった。
はあ。ずっと続けばいいのに。
って思ったのは、まだ今は君と私だけの秘密ね?笑
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。