第12話

タイミング
873
2018/05/04 13:43
3年生の先輩
よし、そんじゃやるか
3年生の先輩2
そーだな
男達はボールを手に取った
あなた

どちらとやればいいのですか?

3年生の先輩
いや、2人に決まってるじゃん
あなた

え?…

3年生の先輩2
俺ら2人が相手だから
あなた

え、2対1ってこと…?

3年生の先輩2
そーゆーことー
あなた

そ、そんなの勝てるわけないじゃないですか!!

3年生の先輩
は?口答えするの?
3年生の先輩
あーあ、いいんだー。
あの2年のこといろいろとばらまいてもー
あなた

は…!わ、わ、わかりました!

3年生の先輩
よーっし。
そーこなくっちゃ!
あなた

(どうしよう。2対1って勝てるわけないじゃん。しかも、先輩だよ?)

ごめんね、私の右肩
あなた

(しょうがない、本気出すか。)

あなた

あの…ちょっとだけ時間貰えませんか?

3年生の先輩
は?
あなた

あの、ちょっとだけアップしたいんです…。1分でいいので!お願いします!!

3年生の先輩2
いいよいいよ。1分ぐらいなら
3年生の先輩
わかった
あなた

ありがとうございます

男達に許可をとったあなたはアップを始めた
あなた

(ボール触るの本当に久しぶり…)

あなた

(よし、ボール転がすか)

そうすると、あなたはまるで新体操をやっているかのように体の色々なところにボールを転がし始めた
3年生の先輩
あいつ、ふざけてるの?
3年生の先輩2
さぁー?







よし、いい感じ
ボールとひとつになる感じに____________








あなた

終わりました

3年生の先輩
やっとか
3年生の先輩2
お前から攻撃な、先輩は優しいからよ
あなた

そんなこと言って、後悔しないでくださいね?

3年生の先輩2
は?なんだと?
3年生の先輩
始めようぜ
3年生の先輩2
ああ
3年生の先輩
始めるぜ
そう言うと、あなたにボールが渡った
あなた

(よし、)

あなたはものすごいスピードで男達を抜き、ボールをゴールまで運びシュートを決めたのだ
それは、一瞬の出来事だった
3年生の先輩
な……
3年生の先輩2
は、はえ…
あなた

さ、次は先輩達のオフェンスからですよ

3年生の先輩
この野郎…
3年生の先輩2
かまそうぜ
3年生の先輩
ああ
あなた

どうぞ

あなたは先輩達にボールを渡した



だが、一瞬にしてあなたはパスカットをした
3年生の先輩
え…
3年生の先輩2
お前!どこパスしてんだよ!
3年生の先輩
はぁ?逆ギレすんなよ
3年生の先輩2
知らねぇ
3年生の先輩
ちっ…
このあともあなたは男達に1点も取られずに、4本もシュートを決め、あと1本決めればあなたの勝ちとなる
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モトキ
モトキ
小声)シルク
シルク
シルク
モトキ
モトキ
小声)シルクってば!
シルク
シルク
小声)え…あ、わりぃ
モトキ
モトキ
小声)それよりさ、いつのタイミングで出る?
シルク
シルク
小声)やべぇ考えてなかった
シルク
シルク
(あなたのプレイがひとつひとつ綺麗すぎて、見とれちまってた…)
------------------------------
3年生の先輩
はぁ、はぁ、
3年生の先輩2
はぁ、はぁ、
3年生の先輩
ふざけやがって!絶対次止めてやる!
あなた

絶対止めさせないんだから…

あなたはそう言って、シュートを打った
シュパッ_______________
あなたの打ったシュートはゴールへと吸い込まれるかのように入った
あなた

(よっしゃっ)

3年生の先輩
ふざけんじゃねぇ…
あなた

え?

3年生の先輩
こんなのイカサマだ!!
3年生の先輩2
そーだそーだ!
3年生の先輩
もう1回勝負しろ
あなた

な、なんでですか?!

3年生の先輩
いいからしろ!
あなた

嫌ですっ!

3年生の先輩2
この野郎ー!!
男達はあなたに殴りにかかって来た
あなた

きゃっ!(やばい…もう無理)

バンッ_______________
あなた

あれ?…あたし怪我してない…

ふと周りを見てみると、男達は倒れていた
??
あなた、大丈夫か?
??
怖い思いさせてごめんね?
そして、あなたの前にはまた別の男達が立っていた
??
あなたちゃーん!
あなた

えっ!れいな?!

れいな
れいな
大丈夫だった?!ここはモトキくん達に任せて、私たちは離れよ?
あなた

あ!シルク!モトキ!

3年生の先輩
てめぇらっ!ふざけんじゃねぇーよ!
モトキ
モトキ
あなた達は急いで離れて!
あなた

う、うん!

シルク
シルク
それはこっちのセリフですよ。先輩。
3年生の先輩2
クソガキがァー!!!
男達は殴りにかかったが、シルクたちはそれを余計足を引っ掛けた
3年生の先輩
痛ぇ…
3年生の先輩2
痛てぇ…
モトキ
モトキ
シルク、今のうちだよ。俺達も行こう。
シルク
シルク
で、でも…
モトキ
モトキ
これ以上おおごとになったら、俺達も巻き添いになるよ
シルク
シルク
そ、そうだな…
シルク達はあなた達の方へと向かった
------------------------------
れいな
れいな
あなたちゃん、大丈夫?
あなた

う、うん!大丈夫だよ…!

れいな
れいな
でも、さっきから顔色悪いよ?
あなた

え、?

実はあなたはこの時、右肩を痛めていたが、れいなには黙っていた
れいな
れいな
保健室行く?
あなた

ううん!平気だよ!

れいな
れいな
嘘つかないでよ!私には分かるよ!
あなた

れいな…

あなた

ごめん、本当は右肩がめっちゃ痛いの…

れいな
れいな
やっぱり…、それじゃ保健室いこ!
あなた

うん!本当にありがとう

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