第1話
久しぶりだね
今日はだいぶ久々にビョリに会うかな
最近はソロ活動が目立って、毎日会ってたはずの4人も一緒じゃないから…
電話してても寂しいもんは寂しいのよ
切羽詰まった生活で、なんでも受け止めてくれる彼女だからこそ
どんなに喧嘩ばっかでもその日々が愛おしかったりする。
ムンビョルの、素でしか見せない落ち着いた声が私の心の奥の音をきゅっとさせる
私は結局、素直になれずぶっきらぼうな返事を返した
私のことならなんでも知ってるビョリだから…
ほら。
分かっててこうやって聞いてくるじゃん。
するとビョリは黙り込んだ
ツー…ツー…
あーあー。こうやって結局言えずに…
って思った矢先のこと。
ピンポーン
ピンポーンピンポーンピンポンピンポンピンポーンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポン
するとビョリは私の腕を引っ張ってぐっと抱き寄せた
こうやって、私を甘ったるくさせる
あーーーもう!!!!
暑苦しいのは苦手なのよ!!!!
そう思った私はビョリの唇を奪った。
そう言ってビョリは私の頬をぎゅっとつねった。
そう言ってビョリを部屋にいれた。
食卓を見るなり、ビョリは輝かしい目ですぐに席に座る。
すごい嬉しそうにするの。私だけに見せてくれる。これが可愛くて、末っ子の私は年下は正直すきじゃなかったけど
なんだか母性本能をくすぐられて。
ビョリの為なら面倒見ちゃうところがある。
続く