私の首筋をなぞるようにビョリの舌が這う
そういって私の首から匂いを豪快に嗅ぐ
ずっと匂いを嗅ぎ続ける。
よかった、シャワー浴びといて…
たまにお風呂に入らない日があるから、その時に嗅がれたら恥ずかしさでたまったもんじゃない。
それすらビョリは好きっていってくれるけど…
ニヤついた顔でパジャマのボタンをゆっくり、ひとつずつ外していく
ビョリは見かけにも寄らず力持ちだったりする。
私をお姫様抱っこして、そのまま寝室まで運んでくれた
優しく私を下ろすと、いつもの乱暴なキスをする。
私だけが知ってるビョリのこと。
私だけにする、乱暴なところ。
嫌とは口で言っても、分かってるの
ビョリのそういうところが大好きなの…
首から、鎖骨、胸…
焦らすように全身にキスをするから、どんどん私の欲が出てくる
私がそういうと、ビョリは優しく笑って
周りをぐるぐると舌でなぞると、弾くように舌先でそれを舐めた
そしてどんどん、激しく…唾液で濡れた音をたてながら、時に吸って、時に噛んで
私の好きなことを、ビョリは全部知ってる。
ビョリの手が、私のくびれから下に、するすると
指先で触れるか触れないか、なぞるそんな手つきが私をふわふわとさせる。
そしてその指先でなぞったところを、またさらに舌でなぞっていく。
そして露わになった私のそこをまじまじと見つめると
私の目をみて、また、ふっと笑顔をみせた
そして私のそこに顔をつけると、そのまま匂いを嗅ぎはじめた
ビョリが切ない顔を見せると、私の敏感なところを優しく舐めた
たっぷり濡れたそこを、たまに指で弾いて
ぺろぺろと一定のリズムで舐めたり、吸ってくるから私の興奮した心と連動して、どんどん溢れてくるのが自分でも分かる。
するとビョリの細くて少し骨張った指が私の中に入った
ビョリが私の敏感なところを舐めながら中をかき回すから
いつしか声も我慢できなくて、理性も消えて、制御なく私を出していた
そういうと、ビョリは本気を出したのか
私の一番の弱点…中のザラザラとしたところを集中的に攻めてきた
とめどなく溢れてきて、もう我慢しきれない。
私はビョリを強く抱きしめて、激しいキスで
お互いの唾液が絡み合ってるのか、それとも私の中をかき回す音か、
もうどうでもいい。
部屋に響き渡るぴちゃぴちゃとした音の中、私は限界を迎えた
ビクンっ…
息切れして脱力しきった私のおでこにキスをした
そう言って、ビョリの耳にキスをした
ここが弱いことも、私だけが知ってることだから。
布団をかぶって、2人向き合いながら横になった。
目を瞑るビョリの長いまつ毛をぼーっと眺めたら、まぶたが重くなってきて
夢との狭間を行き来する。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。