第10話
未知の領域
私がビョリの胸にそっと触れると、
焦った様子で私の手を掴んで阻止した。
ビョリは私の手を強く掴んだまま、顔を真っ赤にして目を逸らした
私は私の手を強く掴んで阻止していたビョリの手をほどくと、きゅっ、と優しく恋人繋ぎをした。
そして私はビョリが着ていたものを一枚一枚、ゆっくりと脱がしていく。
ビョリが極端に嫌がる露出
つまり今私が踏み入れてるのは未知の領域。
一体どんな姿が待ち受けてるのだろう…
私はビョリのブラを外して、ベッドの端にどけると
綺麗なビョリのそれを指でくるくるとなぞって、たまに弾いてみたりした
ビョリは両手で自分の顔を隠しながら声を押し殺す
照れ隠しに強がるビョリの手を、すぐそばにあったビョリのネクタイでベッドにくくりつける
これで気兼ねなくビョリの全てが見れる
私は羞恥心に煽られて顔を真っ赤にするビョリを見て、ニヤっとして
ビョリのそれを口に含んだ
ビョリはいつも、私にどうしてたっけな。
例えば、舌先で器用に輪郭をなぞったり
先端を弾いてみたり
ころころと舌先で転がして、更に吸いながら口の中で転がして
ビョリは相変わらず声を押し殺してる
そんなのずるい…
見せてくれるって言ったのに、どうしたらビョリの全部が見れるんだろう?
私が好きなこと…これかな?
ガリッ
ちょっと強めに、甘噛みをした。
やっと声が聞けた。
どうしよう、優しくしなきゃいけないのに
とてつもなく溢れてくる
今まで隠していた自分の中の、本当の自分。
がぶっ
ビョリの肩、首筋、綺麗なくびれ、至る所を噛んで真っ赤な跡をつけた。
やがてそれが内出血を起こして、紫色になって
場所によっては血が出たりした
手荒にビョリの下着を剥ぎ取ると、すぐにソコに行かず、うち太ももや外側を舐めていく。
ゾクゾクするくすぐったいような気持ちいいような快感にビョリも理性崩壊寸前みたい。
私はビョリの蕾をちょんっと触る
焦らしで興奮が頂点に達して顔がとろけるビョリと目を合わせて、私はニヤっとして合図する
すごい息切れ…もうビョリがビョリじゃないみたい
誰も見たことない顔…愛おしいよ、ビョリ
ビョリの蕾に舌を這わせて、ぺろっと舐めあげて
その度ビクンっとビョリの腰が浮く
一定のリズムでぺろぺろと舐める
波が押し寄せるような快感に、ビョリが耐えきれず私の頭に手を添えてくる
もう今更声なんて我慢できてないからそろそろすごいのあげたいな、?
例えば…
大当たり?
吸われるの弱いんだぁ…へぇ…ふふ
もっとしちゃおーっと。
ずぷっ…
みるみるうちに溢れてくるビョリの愛液
卑猥な言葉をかけるたび、中がキュッと締まってまるで吸い込まれるように指を離してくれない
私はそういうと、ビョリの横に寝転んで寝る準備をした。
だって、やだって言うからやめたんじゃん?
ちがう?
ビョリがなんか言いたげにすごーーーい見てくる…
あはは、可愛い…ほっといてみよーかな?
ビョリはもじもじとしながら、私の服の袖を掴んできた
そう言うと、ぱっとそっぽ向いてしまった
あーあ。素直じゃない。
そうきたなら……
私はリモコンを手に取って常夜灯を消し、部屋を真っ暗にした
部屋中に響き渡る濡れた音が耳に残り、やがて静かさに襲われて耳鳴りがした
気まずい沈黙を破るように、隣からもぞもぞと動く音がする。
やっぱりね。
寝込みを襲ってやろうとも思ったけど、自分からきっかけを与えてきてくれるなんて
それもそれで面白いじゃない。
静かな部屋の中、小さく聞こえるビョリの声
もぞもぞとベッドの中でビョリが動いてるのが分かる。
私がしてくれないからって、自分で済ませちゃうんだ?
そういうの、ちょっと許せないかな〜
だって今日は、罰なんだもん。
私はビョリを後ろから抱きしめて、下をいじる手の上から手を重ねた
ビョリを煽るように、ビョリの手から手首、腕へとすーっとゆっくりなぞる
強引にビョリの顔を私のほうに向けてキスをすると、私はビョリの手をどかして一気に2本指を入れた
ビョリの顔を見てたら今更制御なんて出来るはずもなく、容赦なく中をぐちょぐちょに掻き回した
出したり入れたり、中で大きく指を曲げてビョリの中を揺らす
とめどなく溢れるエキタイと、とろけるビョリの顔
目が合うと、どちらからともなく唇が合わさる
ビョリの中がまた更にキュッと締まる。
きゅぅぅぅ…っと私の指を離さない
そして徐々に徐々に、ビョリの腰が浮いて足先が力む
それが合図
私はビョリの弱い耳を責めて、ひたすらに聴覚を刺激した
ぴちゃぴちゃと音を立てて、ビョリの耳を舐めながら激しく中をいじめていく
ビクッ…ビクンッ…
ひどく疲れ切って脱力するビョリのほっぺにキスをして、優しく包み込むようなハグをした
ビョリの唇を軽く吸うようなフレンチキスをした
後ろから抱きしめたまま、足を絡ませて
もうビョリが離れないように。
ビョリの名前を呼び続ける私
ビョリの耳元で愛を囁く私
また、夢でも会えるように
呼び続けるよ
朝から2人が眠りにつく時まで……