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第1話

Prolog
1,035
2021/10/07 14:56
私は家族が好きだった

なんだかんだ言って遊んでくれる兄さん達

渉兄さん、志麻兄さん、明兄さん、千羅兄さん

ずっとずっとそんな日が続くと思ってた

でも兄さん達が中学生に上がった時

私の事を居ないように扱った

大好きだったからこそ、辛かった

私は悔しくて寂しくて

兄さん達と…否、あいつ等と関わらなくなった

俺の側にいるのは小学校の時からの知り合いの奴等

宿儺、悠二、釘﨑、伏黒

俺達は喧嘩グループを作って遊んだ

ある時はそこら辺の奴に絡んでる屑を

ある時は女の体を駄目にする塵を

殴って、蹴って、快感を覚えた

何時の間にやら仲間は増え、俺達の名は轟いた

中学3年に上がり、俺と宿儺はE組に落ちた

まぁ良い、俺達は変わらんからな

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