学校が終わり、俺は屋上に急いで行った。
そして、
『あなたちゃん!』
「小瀧くん、、」
彼女がいた。
『ちょっと待ってな、、、よし!気持ちの整理ついたで、、』
「うん、わかった、、わ、私もね色々考えたの。あの、ヤキモチ焼いてるって言うのは本当…、、ただ、私はそんなにグイグイ行ける人じゃないし…、、正直、、小瀧くんのことは苦手でした。」
『そっか、わかった…、、「でも!!、でも、小瀧くんは私が思ってる人とは全然違った。真逆だった。」
『え?』
「優しくて、面白くて、、ずっとずっとかっこよかった。小瀧くん、私も今、頭には二文字しかないよ。あ、いや、三文字かな…」
『え…、、、』
「“大好き”」
『あなたちゃん、、ええの??』
彼女は深く頷いた。
「あとこれ、、」
後ろから何か出してきた。
「この前渡せなかったから、、遅くなったけど、happy varenntainn♡」
『あなたちゃん、ありがとう、、チュッ♡』
彼女は少し戸惑ってた、でもそれがまた可愛かった。
そう今日は、2月14日バレンタインデー。
俺たち二人はきっとチョコのキューピットが繋いでくれた恋なのかもしれない…♡
〜fin〜
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!