お昼時間、私はいつも通り1人でご飯食べていた。
すると、
『ねね、』
私は音楽を聴きながら、その声は聞こえてなかった。
するといきなりイヤホンをはずされ、
『ねねって言うてるやん?♡』
"ぎゃーーーーーーーーーーー!!!"
何故か黄色い歓声。私に視線はないけれど何故かすごい視線を感じる…。
「ご、ごめんなさい、、聞こえなかった、なんですか?」
『なな?俺のこと好き?』
「は、はい?」
[あーもう!望!!こっちに来いって!ごめんな、間宮…、、こいつこの学校の女子みんな自分のこと好きやと思ってるから…苦笑]
『ええやん!なぁ、俺のこと好き?♡』
「えっと、、わかりません、、///」
とだけ残し、私は廊下に出た。
『ふふっ、めっちゃ可愛いあの子…。』
その頃、私はそのまま屋上にいった。
〜あなたsaid〜
なんなの、あいつ…、ホントに困る…。
苦手苦手苦手!!
もう、、他の子見ればいいのに…、、
小瀧くん好きな子いっぱいいるのになんで私?
あー意味わからない!!
と後から声掛けてきたのは担任の錦戸先生だった。
{なんや、なにしてるんや?恋の悩みか?}
「せ、先生こそ、。」
{なぁ、間宮、、1回話してみたら?そいつと?}
「え?」
{なにかが分かるかもしれへんよ?}
と言って先生は屋上を去っていった。
「何が分かるんだろ…」
私は少し冷静になることにした。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。