第9話

優しさ
1,239
2018/08/13 03:41
來雅
なんて言うかさ⋯⋯⋯
來雅
ああいうことって今までにもされてきてんの?
保健室についたはいいものの先生がいなかったから勝手にベッドを借りることにした。

すっぽりと布団をかぶった私とベッド横に椅子を置いて窓から外を眺める來雅 。

お互いが口を開かず重く気まずい雰囲気、それを破ったのは彼だった。
あなた

え、あぁ..えっと...

思い当たる節がないわけじゃない。

話すのを躊躇っているのはきっと羽瑠のその行動が“普通”なのか“普通じゃない”のか、私の中ではもう分からなくなっているから。








どこまでがみんなが言う普通なんだろう。









どれが彼の愛情表現なんだろう。









どこからが “異常” なんだろう。











來雅
何されてきた?言ってよ、心配だから。


外を眺めたまま。無理に視線を合わせようとしてこない。

口ではああ言ってるけど話したくなかったら話さなくていいよって私に逃げ道を残してくれている。

さり気ない優しさ2つ目。
あなた

そんな心配されるようなことやられてないよ。

來雅
そっか。
... 俺はあいつのこと普通じゃないと思ってる。
來雅
あなたも薄々気づいてるんじゃないの?
あなた

普通なのか普通じゃないかなんてもうわかんないよ...

來雅
だから俺に話してよ。
話したら楽になるって言うじゃん?
心の柔らかい所に踏み込まれてる感覚。

不思議と嫌じゃない。むしろ話したいと思える。
あなた

.....羽瑠が私のこと...その..好きでいてくれてるのはわかってる。

あなた

でもたまに、あれ?って、おかしくない?ってなるの























......................................................



どーも、ふゆるです。

約 1ヵ月ぶりの更新です。すみません()

前回 、後先考えず書いてしまったためどう繋げていこうかと悩みまくりでした。

次の話は半分ほど書き上がっているので1週間以内には出せるかと...!!






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