幼あ『ただいまぁー』
ドンッ！
幼あ『（誰かいるのかな？お客さん？）』
？「おい、後始末しろ。」
？「分かりました。そこの子供はどうしますか？」
？「いたって邪魔だ。殺しとけ。」
幼あ『（だれを？ コロスって？）』
恐る恐るドアの隙間から見てみるとそこには変わり果てた両親の遺体があった､､､
？「おい早く殺せ」
楓「やめて！ はなして！ オネェちゃんたすけて！ 」
バンッ
幼あ『待って！殺さないで！』

？「！？」
？「なんだお前？」
楓「お姉ちゃん！」
？「ここの家の娘ですよ。おそらく」
幼あ『あなた達がどうしてママとパパを殺したのか知らないけど、楓まで殺さないで！』
？「それは無理な話だ。」
幼あ『なんで？』
？「お前らは、俺たちの顔を見てる。だが、お前は例外だ。」
幼あ『なんで？』
？「お前はここの家の娘と言ったな。」
幼あ『そうよ！わたしは風神と雷神、二人のプロヒーローの娘よ！パパとママがあんた達みたいな奴に負けるはずない！！』
？「でも実際負けたんだなぁ。あっさり負けてくれて良かったよぉ」
幼あ『え？』
？「それにお前の個性が気に入った。」
？「だってお前は、両親の個性どちらも受け継いでない、紛れもない『鬼』だもんなぁ？」
幼あ『なんでそれを？！』
？「まぁいい。お前はこちらに都合がいい。仲間になった方が身のためだ。」
幼あ『いや！！』
？「そんなこと言って弟さんが死んでもいいと言うのですか？」
幼あ『そんなこと言ってない！！』
幼あ『じゃぁ私が仲間に入れば弟は助かるの？』
？「あぁ。約束しよう。」
幼あ『ホント！？』
？「あぁ。」
？「でも連れて行きはしない。」
幼あ『どうして？』
？「同性でも邪魔だ。置いていけ。」
楓「お姉ちゃん？」
幼あ『絶対必ず迎えに行くからそれまで我慢しておばさんのとこで待ってて？』
楓「絶対？」
幼あ『うん!!絶対!!』
楓「分かった待ってるね！」








おばさん家
楓「約束守ってね！」
幼あ『うん!!必ず守るよ！』
楓「ばいばい」
幼あ『ばいばい』
？「おい、早くしろ。」
そして私は二人の男に連れられて光の世界から消えた､､､