第60話

番外編 私の大事なもの10
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2021/04/09 08:51
ジェイド・リーチ
ジェイド・リーチ
おやおや、フロイド。
いきなり殴ってはびっくりさせてしまいますよ
フロイド・リーチ
フロイド・リーチ
え〜、だって邪魔だったんだもん

ニヤニヤしながら扉から現れたのはリーチ兄弟
望まれていた護衛は、たった今フロイドによって床に沈められた
その他にも、リーチ兄弟の背後には大量の屍が山積みになっている
アイデン・ロイデール
お、お前たち………一体何処から入って来た!?
フロイド・リーチ
フロイド・リーチ
何処から〜って……ドアから?
ジェイド・リーチ
ジェイド・リーチ
しっかり玄関から入らせていただきました
アイデン・ロイデール
クソッ……クソッ!!あいつを失脚させるまであと少しだったのに!!
ロゼッタ・ロイデール
〜〜〜っ!!髪飾りを返せ!!

ロゼッタは我を失った様に髪飾りを奪いに来た
ラギーはそれを軽々と避ける
ラギー・ブッチ
ラギー・ブッチ
だ〜か〜ら〜、これはアンタのものじゃない
アンタが奪ったものでしょ
ロゼッタ・ロイデール
奪われる方が悪いのよ!!
こんな簡単に取られるなんて、どうせその髪飾りはそこまで大切なものじゃないんでしょう?
だったら、それ寄越しなさい!!

ロゼッタがそう言った瞬間









パリンッ!!








突然、大きな音をたてて部屋にある全ての窓ガラスが割れた
その光景に一同はピタッと止まる
すると、ある男がロゼッタの前に立った
マレウス・ドラコニア
マレウス・ドラコニア
大人しく聞いておけば………お前、何て言った?
それは、怒りをあらわにしたマレウスだった
魔法で隠していたツノは既に現れており、重い雰囲気が周りを漂っている
ロゼッタ・ロイデール
ヒッ…………!!
マレウス・ドラコニア
マレウス・ドラコニア
あの髪飾りはな……お前が思っている以上にあの子にとって重要なものだ
それをお前は、"どうせ大切なものじゃない"だと?
はっ、笑わせてくれる。
僕が直々にその傲慢で弱いオツムを叩き直してやろう

激しい音と共に落ちてくる雷
何度も落ちてくる雷にラギー達は震えていた

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