第2話

プール
508
2019/04/07 01:57
私たちの小学校には珍しくプールがなかった。
だから近所のプールに年3回行くことになっている。
6年は特に早く5月から始まっていた。
その時私は足をくじいていて、プールができなかった。
そのほかにも、仮病で休んでる奴、体調不良で休んでる奴とか
8人くらいが休んでいた。
すると隣にいた先生が、
シルク先生
…俺も泳ぐか。
と言った。
クラスメイト
よし!先生泳いで!
シルク先生
おう!
めっちゃ速かった。
クラスメイト
はっやw
流石やねw
凄っw
惚れた。
そんな声がみんなから漏れてた。
でも私はそんなの興味なかった。
その時だった。
シルク先生
水かけよか。
クラスメイト
イェーイ!
そう言ってみんなは喜んでプールサイドに行った。
いや、みんな休んでるんやろ?何で…?休んでるん?
シルク先生も腐っとるやろ。あほやん。
そう思って笑ってた。1人で。
ピシャッ💦
あなた

ヒッ!

そう。シルク先生が私にまで水を飛ばしてきた。
お願いしとらんのに。なんで?
ムカついて、更衣室を通り外に出た。
その時聞こえたの。
シルク先生
あなた!外に出んなよ!
あんたはうちのこと聞けないのになんでうちはあんたのこと聞かなあかんの!
そういう気持ちで外に出た。

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