( あなた side )
次にやってきたのは 、
ガチャッ
??「 ん 、おはよ 、 」
眠そうな顔してる瑞稀裙 。
『 おはよう 瑞稀裙 、眠そうだね 』
井上「 昨日も寝るの遅くて (笑) 」
『 そんなに眠いとレッスンに響いちゃうよ ? 』
井上「 大丈夫 。 あなたよりは練習詰んでるから (笑) 」
『 うわ出た 、 瑞稀裙のツンデレ 』
井上「 いやツンデレじゃないからね ?(笑) 」
高橋「 みずっくんはいつもツンデレだよね ~~ 」
井上「 優斗うるさい 」
高橋「 はい 」
『 ふふっ (笑) 』
二人の会話が面白くて 、
なんだか吹き出しちゃった (笑)
二人に申し訳ないなあ (笑) まいっか 、
猪狩「 あなた 、ローラーの続きする ? 」
『 うん !わざわざ付き合ってくれてありがとうね ? 』
猪狩「 いや別に来ても暇だったし 、 寧ろこちらこそっすよ 」
『 そう ? ならいいけど 、 』
『 あ 、瑞稀裙 。 瑞稀裙の事とか 皆の事 、呼び捨ての方がいい ? 』
井上「 俺はそっちの方が距離縮まった感じして嬉しいけど ? 」
高橋「 ほら ~~ 皆言うじゃん ! 」
『 ええ ~~ 、 いきなりは難しいな 、、 (笑) 』
井上「 まあ少しずつ慣らしてけば良いじゃん 、 」
『 うん 、 そうだね 、 』
瑞稀裙にそう言って 、
私と猪狩裙はまたローラーの練習を始めた 。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。