(( 井上 side ))
皆がローラー片付け終わり 、
あなた「 じゃあ 私メイクしてくる ~ 」
『 俺も行くよ 、 』
あなた「 本当 ? じゃあ一緒に行こ ! 」
ギュッ
あなたが俺の腕を掴んで歩き出した 。
俺が何も言えなくて無言で歩いてると 、
あなた「 瑞稀 、 どうしたの ? 」
呼び捨てと手繋がれてるので 、
凄い照れる 、
『 いや 、 何でもないよ 、 呼び捨てで呼んでくれてありがとう 、 』
あなた「 あれ 、 私呼び捨てで呼んでた !? あはは (笑) 」
手を離すあなた 、
ギュッ
あなた「 え 、 」
『 ごめん 、 メイク室行くまでこれでもいいでしょ ? 』
あなたは少し悩んでから
あなた「 うん ! いいよ ! 」
優しく微笑んだ 。
(( 高橋 side ))
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。