エゴって言われても分かんね、てか棒読みやんけ
いつもいつも皆の試合見てるけどアイツらの頭の中なんて何考えてるか分からないし、そもそも考えているのかな
私サッカーしてたけど何も考えてなかったし、そもそも試合中、すぐ時間が過ぎる、いつの間にか終わってるし
記憶が無いように感じるんだよなぁ
私どんな感じでプレーしてたっけ
目の前にカイザーの顔がずいっと近づいてきた
ちけぇな
ボンッと冴にボールを飛ばした
集中しろ集中
でないと勝てない、勝たないと
理由は一つ
高級のふかふかな布団を冴がくれるという。
これはやるしかない
いや、集中しなくていい
何も考えなくていいんだ
ちゃんと考えてからプレーとか、協力とか、計算とか、
どうでもいい
自分のプレーだけで良いんだ、初めて気づいた
全ては自分の感覚だけ
ほほうこれがエゴってもんか
試合は白熱した
周りは人集りが出来ている
そのせいで私はずっこけたり靴が脱げたり転んだり足が絡まってカイザーと転んだり
めちゃくちゃだった
ほぼラグビーみたいな感じだった
ハハハハ!
周りの見ているヤツらが笑う
呑気に笑ってんじゃねぇぞ!!
お別れの時だ、
会いたくないねもう
まぁ会うことはないと思うけど
というか、なんで絵心さんドイツに連れてこさせたんだろ
旅行させたかったのか?私に。
こんな遠くに旅行させんな
スキーしたい、スキーさせろ
私がオリジナルの小説出したら見ますかね……??
アンケート
オリジナルの小説見るか
見る
35%
見ない
13%
ジャンルによる
52%
投票数: 1331票
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!