第11話

そして学校へ
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2023/02/08 08:34

不良Side〜





皆教室で2人が帰ってくるのを待っていた。ずっと悩んでいるやつもいれば、マグロのようにずっと動き回ってうるさいと怒られるやつもいる。それほど皆落ち着いてはいられなかった。
コネシマ
ァァァァァァァァァァ!
ホンマに大丈夫なんかぁ!?
トントン
落ち着けって!!待つしかないやろ!
ロボロ
でもッッ
グルッペン
まぁ待ってみる価値はあるだろう…
シャオロン
でも、アイツが連れて帰ってこれんのかぁ?
ゾム
連れて帰ってこんかったら俺らで〇〇高校とアイツを締めればええ
エーミール
そ、そうですけど…!
オスマン
心配になるのも今はしゃぁないやろ…俺らも実際そうやし










ガラガラと突然扉が開き皆が音のした方向へ目を向ける。
そこには無事帰ってきたチーノとあなたの姿があった。









ショッピ
ッッ!!チーノッッ!!
鬱先生
ッチーノお前ッッ
真っ先にショッピ君と鬱くんが彼に駆け寄り心配している。
チーノ
皆ッッ!
トントン
お前心配させやがって…ッ
ゾム
無事で何よりやわ…
チーノ
無事帰ってきました…!
コネシマ
無事っつってもお前この頬の傷どうしたん!?
チーノ
あーこれは…煽ったら、やられましてw
コネシマに指摘させてはハッとしたようにチーノは頬を触り軽く笑って質問に応える
シャオロン
笑い事ちゃうやろ…
ロボロ
まぁ、帰ってこれたしな…
グルッペン
…で、だ…お前、よく連れて帰ってきたな
あなた
…まぁ、ねぇ
オスマン
どうやって連れて帰って来たん?
どうやって連れて帰ったのか。ここからは私は質問攻めされるだろう。いかに悟られないように答えるか…
あなた
まぁ〜少し骨折れたよね…
ひとらんらん
説得とかしたの?
あなた
えーっと…頭を(無理矢理)下げ(させ)てね
トントン
はぁ、やっぱこんな新米はあんな奴らでも頭下げるんか
あなた
喧嘩で解決するとは言ってないし…
チーノ
(いやめちゃくちゃ殴ったりしてましたやん)
あなた
言葉で伝えないと…ねぇ…
チーノ
(めちゃ平然と嘘ついてるこの人)
グルッペン
まぁ、そんなもんか…
グルッペン
だが、うちのチーノを取り返してくれて感謝する
あなた
やるべき事をやっただけよ
あなた
ほら、今日はもう疲れたし、早帰りでいいよ!
ショッピ
…はぁ?
あなた
はい、さようなら!
あなた
今度は絡まれないように帰ってくださいね〜
チーノ
あっあの!
あなた
ん?どうしたのチーノ君
チーノ
…ぁ…ありがとうございましたッッ!
ゾム
!?
コネシマ
は!?
グルッペン
!?
鬱先生
んぇえ!?
ロボロ
えっ!
あなた
クスッw教師として当たり前のことを
しただけだよ、
あなた
また明日ね
チーノ
ッはい!さようなら!!
シャオロン
えっちょっチーノ!?
チーノ
ほら帰んでお前ら!また変な輩に絡まれとうないしな!
ショッピ
待ってくださいって!!
コネシマ
〜〜〜〜!!!
ゾム
!!〜〜〜!
ロボロ
?!〜〜w!




  





12人の生徒はそれぞれの帰路を通っていった














これで一件落着といったところだろうか














あなたの教師人生はまだ始まったばかりです

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