第7話

貴方の家と怪しい影
6,021
2022/07/30 07:51
すっかり下校時間もすぎ、定時も過ぎて、あなたはいつもより長く感じる帰路をたどった。
あなたの家は和と洋を織り交ぜたようなとても一般の家庭、とは言いきれないような豪勢な家だった。
なぜなら、私は星月という家紋を背負っていたからだ。

玄関についたと同時に分かっていたかのように玄関がガラガラと開きおじいちゃんが顔をのぞかせる
おじいちゃん
おぉ、おかえり
あなた
ただいま、おじいちゃん
おじいちゃん
ご飯ができてるよ、ほら中に入ろう
あなた
はーい







おじいちゃん
いただきます
あなた
いただきます
おじいちゃん
どうだ?学園は、やっていけそうか?
やはり祖父としては孫の仕事は心配だったのだろう。単刀直入に話題を切り出してきた。
あなた
ん、うん!私のクラスの子達は皆個性的で面白いよ!
おじいちゃん
ほう、個性的って…?
あなた
んー私のクラスの皆不良!とか?
おじいちゃん
はっはっは!それはそれは面白いじゃないか
あなた
そうでしょ〜
姫宮 綾芽
ドタバタドタバタドタ姉さんお帰りなさい!!
ガラガラ!!!と勢いよく襖を開けて元気な声でおかえりなさいと声をかけてきたのはあなたの弟子の綾芽だった。
あなた
こら、廊下は走らないの…ただいま
姫宮 綾芽
すんません姉さん!!
あなた
分かればよろしい
姫宮 綾芽
姉さんまた若い頃の話聞かせてください!
あなた
ん、いいよぉ〜?沢山話してやるさ…
目を輝かせた綾芽に私の昔話をきかせる。最近の彼女の楽しみだった。とても面白いリアクションで反応してるから私からすれば黒歴史であろうものなのに、話していて飽きることも嫌になることもなかった。



































〜???通り〜
先輩オチャー
先輩オチャー
お前〜どうだ?クラスよ
先輩Teacher
先輩Teacher
いやぁまだ真面目な子たちが多くて助かってますわ〜
先輩オチャー
先輩オチャー
その点に関してはあの新米教師は ドンマイ って感じだな!
先輩Teacher
先輩Teacher
ははっそうっすねw
したっぱ
したっぱ
…?
先輩Teacher
先輩Teacher
あの新米のクラスには我々だが揃ってるかんなw
先輩オチャー
先輩オチャー
それに女性だからな、長くは持たねっての!ガハハ
したっぱ
したっぱ
!我らが宿敵我々だの教師は新米か……親分に伝えねばッ!!


















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