夕方...
ガチャ
と言って壱馬は、部屋を出ていった
そう言ってあなたは、走って部屋を出ていった...
あなたが走って部屋を出ていくところを壱馬が見て、
あなたは、壱馬の声も聞かずに海岸の方へと走って行った
あなたは、声を堪えながら泣き崩れてた
すると、後ろから
と言いながら、片手であなたの背中を優しくさすり、もう片方の手であなたの頭をポンポンとたたいた。
そして、あなたを追い掛けてきた亜嵐がそんな2人の姿を見て、
と言いながら、ホテルに戻って行った
数分後
あなたは、うんと頷きさっきあったことを全部話した
そしてその後は、ぎこちない空気が流れてたのでみんな早く寝たのであった。
そして、ハワイにいる間は、ぎこちない空気が流れてた。それは、心愛がハワイにいる間亜嵐とずっと居て、あなたは、複雑な気持ちでそれを見ていて、ちゃんと話して仲直りする時間もなかったのだった...
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!